8月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3444
ナイス数:113
八月の御所グラウンドの感想
これは日本版「Field of Dreams」だと思いました。国家の都合に翻弄され、戦場で命を落としたり、選手生命を絶たれてしまった若者は数知れません。そして、それは今この瞬間も続いている。この作品に触れて、改めて強い憤りと哀しみを抱きました。争いたいのであれば、国家元首が直接殴り合いでもなんでもすればいい。若者たちから未来を奪うなんて、あってはならないと思います。1日も早く、争いの無い世界が訪れることを願ってやみません。そして・・・この世界のどこかに、本当にこんな場所があったらいいなぁ・・・☆
読了日:08月31日 著者:万城目 学
妖精国の騎士 Ballad ~継ぐ視の守護者~ 8 (8) (プリンセスコミックス)の感想
まだ不安定な状態ではあるものの、かなり落ち着いてきているみたいだし、助手の助手としての仕事も板についてきた感じでとても嬉しかった。でも、物語が進むにつれて、過去の闇が再び忍び寄ってきているようで、不安は増すばかり。光と太陽の騎士が居ない状態で、果たしてロビンと銀の王はこの闇を退けることができるのでしょうか。そろそろ妖精王たちが登場してくれるのではないかという淡い期待を抱きつつ、蝶の姫の成長と活躍を見守りたいと思います。
読了日:08月29日 著者:中山星香
本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生1の感想
今回の主人公はハンネローネ様。本編を読んでいた時は、おっとりとしたお姫様という印象が強かったのですが、本作を読んでイメージが変わってきました。あのダンケルフェルガーのお姫様なのですから、考えてみれば大人しいだけのはずがありませんでしたね。間が悪いのではなく、決断までの時間がかかり過ぎていたなんて、ちょっと残念な感じ。でも、このままで終わるはずがありません。この先、彼らがどんな風に成長していくのか、貴族院の様子を含めとても楽しみです。
読了日:08月28日 著者:香月美夜
鬼の哭く里の感想
鬼が棲んでいたのは、鬼哭山ではなく人の心の中だった。利兵衛も、排他的な村人たちも、心の中に棲みついた「鬼」に支配されてしまったのだと思う。麻宮は、利兵衛が村に刻み付けた「呪い」を消してくれたけれど、少年の心に新たな「鬼」を生み出してしまったように思う。田舎で生まれ育った子供の中には、都会への憧れを抱く者も少なからずいるもの。それが良い方向へ背中を押してくれれば、もっと違う未来がうまれたかもしれない。でも、麻宮と出会ってしまったことで、漠然とした「想い」は明確な形を持ってしまった。それがとても哀しい。
読了日:08月27日 著者:中山 七里
新 心霊探偵八雲 赤眼の呪縛の感想
エピソード0の続編かと思いきや、社会人になった八雲が登場!後藤さんをはじめとする懐かしい面々も登場し、ファンとしては最高に幸せです♪これは蘇芳・心音へ世代交代するための序章か?!という一抹の不安は残るものの、今はただ大好きな彼等と再会できた幸せに浸りたいと思います。新顔の後路刑事は少々煩いけど、後藤・石井コンビは健在!この先、ニューフェイスの蘇芳・心音コンビにはどんな事件が待ち受けているのでしょうか。次巻が今からとてもを楽しみです。
読了日:08月24日 著者:神永 学
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XII」 (TOブックスラノベ)
読了日:08月20日 著者:香月美夜
ヒポクラテスの悲嘆の感想
いつも以上に気が滅入る事件ばかりでした。これは、ミステリというより、社会への警告だと感じました。核家族と独身世代の増加に伴い、高齢の親と独身の子供という組み合わせの家庭が増えた今、「家」という閉鎖空間の中で新たな「闇」が生まれつつある。表から見えないだけで、その闇は私たちが思っている以上に広がっているのかもしれません。私自身、高齢の両親と同居し、更には独身の子供を持つ親でもあるので、この物語はとても他人事とは思えませんでした。何が出来るのかは分からないけれど、まずは考えることから始めたいと思います。
読了日:08月16日 著者:中山七里
はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語の感想
とにかくイラストが可愛い! まさに、熊猫に逢いに行くことを主眼とした内容でした♪ QRコードがついているから、発音の確認もできますし、私のような中国語初心者にとっては、気軽に楽しく学べる教材だと思います。
読了日:08月04日 著者:はな
はじめよう!柴犬ぐらしの感想
先日、柴の仔犬が家族に加わり、我が家は上を下への大騒ぎ。以前、一緒に暮らしていた柴犬が我が家にやってきたのは生後7カ月を過ぎていたため、戸惑う場面の連続でした。でも「柴仔犬ぐらし」初心者でも理解できるよう、たっぷりのイラストと経験者ならではのアドバイスが山盛りで、悪戦苦闘しながら「柴仔犬ぐらし」を無事スタートさせることができました。柴犬ならではの胸キュン写真も沢山で、今では家族の必携本に!この本のアドバイスを参考にしながら、楽しい柴犬ぐらしを送りたいと思います♪
読了日:08月03日 著者:
面白いほど語彙が増える 中国語の語源図鑑の感想
1文字について、見開き1ページを使って解説。イラストたっぷりで、ページをパラパラめくっているだけでも楽しかったです。手元に置いて、必要な時に確認したいと思い、電子版も購入しました♪ 何度も読み返して、楽しく勉強したいと思います。
読了日:08月03日 著者:西 香織
黄色い家 (単行本)の感想
5分の1くらいまで読んで・・・断念(TωT) これは私には無理っぽいです。
読了日:08月03日 著者:川上未映子
読書メーター