ブログを・・・

 

お休みするはずなのに

 

どうしても

また伝えたいことができてしまい

 

こうして記事を書いています。。。(^^;)

 


 

↑の記事の続きです。

 

 

スピリチュアルな内容ですので

苦手な方はお読みにならないでくださいね。

 

 

 

++

 

 

 

私は、本や映画や歌などの

 

心のこもった創作物の中の

「言葉」を使って

視えない存在から

 

その想いやメッセージを

伝えられることが多いのですが

 

 

前回の記事を書いてから

 

龍田川に想いを馳せながら

何の気なく家事をしていたおりに

 

ふと心にリフレインしはじめた歌が

ありました。

 

 

「時を刻む唄」という歌です。

 

 

 

 

 

 

「龍田川」の精霊たちの想いが

この歌に乗って

私の中に流れこんできたのでした。

 

 

「時を刻む唄」は

このような歌詞です。

(一部を抜いて記載しています)

 

 

 

+++

 

 

 

落ちてゆく

砂時計ばかり見てるよ

 

さかさまにすればほら

また始まるよ

 

刻んだだけ進む時間に

いつか僕も入れるかな

 

君だけが過ぎ去った坂の途中は

温かな日だまりが

いくつもできてた

 

僕ひとりがここで

優しい温かさを思い返してる

 

君だけを 君だけを

好きでいたよ

 

風で目がにじんで

遠くなるよ

 

 

いつまでも覚えてる

なにもかも変わっても

 

ひとつだけ ひとつだけ

ありふれたものだけど

 

見せてやる 輝きに

満ちたその ひとつだけ

 

いつまでもいつまでも

守っていく

 

 

きみだけを きみだけを

好きでいたよ

 

きみだけと きみだけと

歌う唄だよ

 

僕たちの僕たちの

刻んだ時だよ

 

片方だけ続くなんて

僕はいやだよ

 

 

いつまでも覚えてる

この町が変わっても

 

どれだけの悲しみと

出会うことになっても

 

見せてやる

本当は強かったときのこと

 

さあいくよ 歩き出す

坂の道を

 

 

 

+++

 

 

 

この歌を通して伝わってきたこと。

 

 

なんていうか…

 

龍田川に住まう精霊たちは

昔、「一体の龍」だったのです。

 

小さな精霊たちの

それぞれの意識が集合して

 

「龍田川としてのひとつの意識」として

 

一体の「龍」のようなエネルギーを

形成していたのではと…

 

そんなイメージでした。

 

 

スイミーという絵本を知っている方なら

わかるかなと思いますが

 

一匹一匹では

小さく弱い小魚たちが

上手に身を寄せ集めて

 

大きな魚の姿を取って

自分たちを捕食する天敵すら凌駕させて

颯爽と海を泳ぐという

ワンシーンがあるのですね。

 

そんな感じなんです。

 

小さな精霊たち

それぞれに持ち場があって…。

 

 

ただしその「龍」は

今はもういません。

 

 

小さな精霊たちは

もう、身を寄せ合ってはいなくて

ばらばらに存在しています。

 

だから、彼らにとっては

その状態がとても

「寒い」んですよね。

 

仲間と触れ合うことで感じていた温もりが

今はもうないのです。

 

 

彼らの数も少ないのです。

 

 

となるとたぶん、これは

もともとあった生態系と

 

バランスを崩して

協調できなくなった今の川の状態を

伝えてきているのかなと思いました。

 

 

歌詞の内容に

出てくる

 

「きみ」は一体、誰だと思いますか。

 

 

 

「きみだけを好きでいたよ」

「きみだけと きみだけと歌う唄だよ」と

 

彼らが一心に想いを傾けている

「きみ」とは一体、誰のことだと思いますか。

 

 

 

彼らは

「人間」のことをそう言っているんです。

 

 

そのことを理解したら

 

私は泣けて泣けて…どうしようもありません。

 

 

人間の流した汚れを引き受けて

めちゃくちゃになっても

 

この地球上にありふれた命のひとつにすぎない人間を

輝きに満ちたものだと言って

守っていく、守っていく

 

と歌っていますよ。

 

 

人間とともに生きてきた時間が

自らの流れなのだと言っていますよ。

 

 

人と共に生きてゆきたいと。

 

 

自然だけ。

人間だけ。

 

 

片方だけの世界だなんて嫌だと。

 

 

きっと、今でも

龍田川を愛する人たちはいるのだと思います。

 

少しでも水質を改善して

環境を良く…と努力している方たちも

ちゃんといて。

 

 

けれど、彼らの中に

目に見える川の姿に重なるように存在して

 

冷えきった心と体に震えながら

「守っていく、守っていく」と

人間を愛し続けている小さなものたちがいること

 

その「確かな心と意識」を覚えていて

 

彼らに語りかけることのできる人は

いるのでしょうか?

 

確かな私と、確かなあなたとして向き合い

愛と感謝を伝えられる人がいるのでしょうか?

 

 

 

人間たちに忘れ去られても

 

精霊たちだけは、遠い昔に人間たちに抱いた愛を

いつまでもいつまでも覚えていて

忘れないんです。

 

「忘れない」のが精霊です。

 

 

彼らはあきらめてはおらず

 

 

大昔、「一体の龍」として

力強く美しい河川だった自らの姿を

取り戻したいと願っています。

 

坂を上がる道は、労力の道です。

 

もはや、ちっぽけな人間よりもよほど

小さく弱く儚くなったものたちです。

 

 

だけど

 

 

さあ、行くよ。

歩き出していくよ。

 

 

そう、教えてくれました。

 

 

 

彼らの想いを受けて、私たち人間には

なにができるでしょうか?