こんにちは~ 猫でんちです。
今日は猫伝染性腹膜炎(FIP)と急性上部気道炎(URI)との関係についてお話ししていきます。
その前に上部気道炎とは簡単に説明すると、人間の風邪と同じような症状を引き起こすため「猫風邪」と呼ばれることもあるものです。
呼吸器の中で鼻から喉までの空気の通り道(気道)のことを上部気道と言い、上部気道炎とはこの部分に見られる病気で発熱やくしゃみ、鼻詰まり、食欲不振等の症状が見られます。
ここからFIPとURIの関係について詳しく見ていきます。
引用：FaceBook FIP WARRIORS
ウイルス性URIは猫ちゃんにはよくあることで、免疫システムがストレスを受けるときに発症します。なのでFIPに感染した猫ちゃんたちにもよく発症します。猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)によって免疫システムが損傷されることにより、ウイルス性URIが発症します。
URIは通常ウイルス性であるために抗生剤は必要ありませんが、2次細菌感染に変わることもあります。感染がバクテリアに変わったのか、抗生剤が必要なのかを決めるのは担当獣医師さんの判断にかかっています。獣医師さんは分泌物の色が変わったり、感染がひどくなったりした時に抗生剤の投与を定することかと思います。
ほとんどのURIは抗ヒスタミン剤や解熱剤のような対症療法だけで治療します。時にはより広範囲な治療が必要ですが、リジンは使用できません。
もし猫ちゃんが鼻詰まりの症状がある場合は、ネブライザー又は15分おきに湯気のある浴室に入れてあげることが、症状の緩和に役立ちます。
くしゃみをする猫ちゃんも多くいます。深刻な場合、目薬、点鼻薬、食欲促進剤、皮下輸液、そして強制的にご飯を与える必要もあります。
私は獣医師ではありません。この情報はRVTとvetsから得ました。
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