ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』
富山オーバード・ホール
子どもたちがとてもかわいくて、上手。
犬もすごい。
見終わったあと心が洗われたような、とても温かい気持ちになった。
あらすじ
19世紀後半のイギリス。新作戯曲が書けずに行き詰まっていた劇作家ジェームズ・バリ（山崎育三郎）は、公園で、未亡人シルヴィア（濱田めぐみ）と4人の子ども達ジョージ、ジャック、ピーター、マイケルと出逢う。
妻のメアリー（夢咲ねね）からも問い詰められ悩んでいたバリだったが、彼らと遊ぶうちに純粋で正直な気持ちを思い出し、「演劇」も「遊び」も同じ「PLAY」なのだと気がつき、物語をどんどん生み出していく。しかし、当時のイギリスでは、演劇は上流階級だけのもので、バリが「子供も楽しめるファンタジー作品を上演したい」と提案すると、劇場主のフローマン（武田真治）と劇団員たちは猛反対。一方、父を亡くしてから純粋な心を閉ざし”大人”になろうとしていた三男のピーターは、バリと交流を深めるうちに、夢や希望を捨てることが大人になることではないのだと悟る。バリとシルヴィアは、シルヴィアの母のデュ・モーリエ夫人（杜けあき）に反対されながらも交流を深め、お互いを理解し心を開く関係になっていく。こうしてバリは、シルヴィアと子供たちと一緒に空想した世界を基に『ピーターパン』の物語を作りあげていく。
最初は反対していた劇団員たちも、次第に子供の頃の純粋な気持ちを思い出し、バリの描く世界に引き込まれていく。順風満帆かに思えたが、シルヴィアの体調が悪化し、バリと兄弟たちは新たな試練に直面することになる。そして迎えた新作舞台『ピーターパン』の公演初日。『ピーターパン』という永遠の物語を生み出した一人の作家と、彼を囲む人々の、美しく、優しく、切ない、感動の物語。
夕食は、富山駅構内の立山そばを‼
Webunより～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
夢と希望の舞台熱演 富山で山崎さんと夢咲さん（富山出身）ら
2023年6月25日 05:00
ニュースプラン記事
熱のこもった演技を見せる山崎さん（中央）ら出演者 ＝オーバード・ホール
名作「ピーターパン」の誕生秘話を描いたミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が２４日、富山市のオーバード・ホールで始まった。主演の山崎育三郎さんや富山市出身の夢咲ねねさんらが、実話に基づいた夢と希望の物語を熱演した。２５日まで。
英国の劇作家ジェームズ・バリが、夫に先立たれた女性シルビアとその子どもたちと出会い「ピーターパン」を生み出すまでを描く。ジェームズ役の山崎さん、シルビア役の濱田めぐみさんは、周囲に反対されながらも仲を深めていく２人を好演し、伸びやかな歌声で観客を魅了。４人の子役たちも愛らしい歌とダンスで会場を沸かせた。
初日は昼と夜の２回上演。昼の部のカーテンコールではジェームズの妻メアリーを演じた夢咲さんが「富山で上演できてうれしかった」と喜びを語った。
２５日は午後０時半開演。当日券は会場で販売する。残りわずかで、なくなり次第終了する。富山テレビ放送、イッセイプランニング、富山市民文化事業団、同市、北日本新聞社主催。
