今週は、ソーシャルネットワークのアンドリュー・ガーフィールドを主役に迎えた新たなシリーズ(?) 「アメイジング・スパイダーマン」のご紹介です。
今回のシリーズでの大きな特徴は、父親(キャンベル・スコット)との関係に力点が置かれているということでしょうか。主人公ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)の父は、彼がまだ小さい頃に伯父夫婦に預け、母とともに失踪します。
ピーターはやさしい伯父夫婦のもとで何不自由なく成長しますが、父と母の失踪は大きなトラウマとなっており、少し暗い性格に育ち、クラスでのいじめにあったりします。
そんな中、ピーターは父の残したブリーフケースを発見。そこには父の失踪につながる写真と謎の数式が残されていました。
ピーターは父と共に写真に映っていたコナーズ博士を訪ねます。
そこは某大企業の研究室。
どうやらこの企業では人間を遺伝子レベルで書き変える秘密の研究をしていたようです。
今回のヒロイン、クラスメイトのグウェン・ステイシー
忍び込んだ秘密の研究室で、例によって蜘蛛に噛まれてしまったピーターは、自分で制御しきれないほどの能力を得ます。
彼はその力を正義の為に使い、スパイダーマンとなって世にはびこる悪と戦おうとするのですが、グウェンの父(警部)からはアナキストとしてつけ狙われることになってしまいます。
誤解された正義のヒーロー、スパイダーマンは、はたして危機にひんした町を救えるのでしょうか。
さらにまたピーターとグウェンの恋の行方は?
「アメイジング・スパイダーマン」は只今全国の映画館で公開中です。
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クロちゃん、雨の日の過ごし方。
雨が降ると、散歩にもいけず退屈なクロちゃん。
そんな日はもっぱらお店でマネキネコです。
道ゆく人に愛想をふりまきます。
クロ「いらっしゃい、いらっしゃい。本日、傘がお買い得です!」
こちらは以前の写真ですが、お金を受け取ってる写真だったかな。(^^;)
クロちゃん、ちょっと疲れました。
ご苦労さん。
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最近あちこちで見かける猫の王国の肖像画、めっちゃ君編です。
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今回の小説も記事とはなんの関係もありません。
タイトルは「受信料」といって、 2分程度で読める小説です。
少しお時間のあります方、ぜひ読んでいったくださいませ。
【 受信料 】
「テレビの受信料に八千円も払う人って、いるのかしら? ウチは無料にしとくわね」
友美の言葉に、俺はちょっと不安になった。
「せめて二千円くらいにしといた方が良くないか?」
「二千円も無料も変わらないわよ」
友美はそう言って、スマホからテレビ局にデーターを送った。
今年から、全てのテレビ局が一括して受信料を徴収する事になった。
払う、払わないは自由で、課徴金の額によってCMの量が決まる。
つまり同じ番組の放送でも、それぞれの家に流れるバージョンは違うのだ。
もしかしたら無料に登録すれば、ろくに番組もやらず、CMばかりを流されるんじゃないだろうか。
俺はそれを危惧したのだった。
「大丈夫よ。町内会の木元さんだって無料にしたけどCMの量は二千円の時と変わらなかったそうよ」
友美は俺が考えていることを察知したかのように言った。
その木元さんは最近夜逃げした。
細かい事を言う人に限って財布の底が抜けているとみえて、夜逃げの原因は取り立て。
ギャンブルと宝くじにのめり込み、多額の借金を重ねていたようだ。
「さてと、テレビの受信料が浮いたから、今日は『スーパー・めちゃもん』でサーロインでも買ってきましょうかね」
友美がテレビ画面を指さした。
そこには『スーパーめちゃもん』の特売日と出ている。
心なしかいつもより色鮮やかな宣伝だ。
やれやれ受信料をケチったからCMにパワーがあるようだ。
俺はため息をついた。
「ハハハ、以前と同じCM量にしたければ、受信料は四千円コースにしなけりゃね」
会社の昼休み。コンビニ弁当を頬張りながら、同僚の田崎が力説した。
「けちって二千円コースにしなかったか? CMの量がやたら多いぞ」
「二千円でもそうなのか。うちの妻はさらにケチって無料にしていたよ」
俺が苦笑した途端、田崎の箸が落ちた。
「無料? そりゃいけない。あれはサブリミナルCM(潜在意識を刺激する特殊なCM)が流されるんだ。奥さんが催眠に弱い人なら通販の商品を買いまくるぞ」
俺はあわてて妻の携帯に電話したがすぐには出なかった。
なんとなく不安を感じたが、数分後に折り返しがきた。
「ごめん、ごめん。携帯電話をお得なプランに変更していたのよ」
「テレビCMを見て、新型スマホに交換したくなったんじゃないか?」
「バカね。CMに踊らされるわけないじゃない。むしろ買うなら安い物っていう節約意識が強くなったわよ」
力強い言葉に俺はホッとした。
サブリミナルも堅実家の友美には効果がなかったようだ。
とはいえ、毎日サブリミナルCMを流されれば、いつかは浪費家になるだろう。
家に帰ったら、田崎の話をして二千円コースに変更させよう。
通勤電車の中でそんなことを考えていたが甘かった。
家の前に「即日配達・△□デパート」と書かれた車が止まっており、
大型テレビやら家具などが運び込まれており、友美がいそいそとハンコを押しまくっていた。
「お帰りなさい。今日は安い物がいっぱい見つかったのよ」
友美が満面に笑みを浮かべて俺を迎えた。
タダほど高い物はない!
俺はこのことわざをしっかりと胸に刻んだ。
( おしまい )
どのような感想でも頂けると幸いです。