枯れ葉の音 | つくば暮らし(隠居日記)

つくば暮らし(隠居日記)

気が向いたときに更新される日記です。

 

 

秋に入ってもしばらく暖かい日が続いていたが、急に朝の冷え込みが感じられるようになった。毎日の散歩は午後日の高い内に出かけるが周りを歩いている同好の人たちのいで立ちもすっかり初冬用に代わった。 

つくば市内を南北にはしる公園通りが定番の散歩コースである。 この通りにでる間に多くの公務員宿舎の脇を抜けて行くのだが、この公務員宿舎が今大量の空き家になっている。つくばエキスプレスが出来た15年程前から、東京から通えるということで公務員宿舎に入居しなくなり、その後つくばに家を作る人が多くなってますます公務員宿舎の入居者が減っていった。 自分もその一人であるのだが、人が住まなくなった公務員宿舎は草が生え荒れている。 

 

 

一部は取り壊して民間に売却して戸建ての住宅地に代わった所もある。  今東京に1時間で行ける田舎暮らしということでつくばスタイルということも宣伝しているようだから、知恵を出せばうまく有効活用できる道もあるのではないかと傍を通るたびに感じます。

散歩の折り返し地点になっている洞峰公園の指定席であるベンチで腰を休めます。 夏の時のようなベンチでの午睡の楽しみはもうありませんが、枯れ葉が地面に落ちた時のかすかな音が背後から聞こえてきます。 音もなく小梢を離れた枯れ葉はゆっくりと空中を舞い、地面に待つ落ち葉の上にかすかな音をたてて着地するのです。

 

 

 

 

 

 


 

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