今年2月、埼玉県皆野町の山城・千馬山城のあと、帰り道なので埼玉県寄居町の城に寄りました
今回の城は2度めの訪城となる金尾要害山城です
金尾要害山城は北条氏邦の家臣である金尾弥兵衛の居城とされ、同じ寄居町の100名城・鉢形城の支城でしたが、1590年(天正18年)6月14日、豊臣秀吉の北条攻めによる鉢形城の落城に伴い廃城となりました
現在でも堀・土塁・矢倉跡・石積みが一部残存していて、城跡のある金尾山は、別名「つつじやま」とも呼ばれ、4月中旬から5月上旬まで山は一面の赤いつつじの花に包まれるそうです
金尾山を登ります
余湖くんのホームページより、縄張り図お借りします
山と言っても、つつじ園となって整備されているので歩きやすいです
前回訪れた時はつつじのシーズンでしたが、今回は2月なので、もちろんつつじは咲いてません
縄張り図にもありますが、頂上まであまり平坦地がないので、あまり城っぽくはないかもしれません
山頂付近に到着
頂上には展望台があるので登ります
遺構がほとんどないのに、この城を再訪したのはこの眺望の良さが理由です
ちょうど金尾山を囲むように荒川が湾曲しています
主郭には神社もあります
堀や土塁、石積みもあるそうなんですが、今回も見当たりませんでした
以上で攻城終了
ここは遺構ではなく、眺望を楽しむ城だと思います
つつじの季節は割と混んでましたが、今回は空いてましたね〜