去年11月、埼玉県寄居町の100名城・鉢形(はちがた)城を訪れました
ブログでは3回めですが、通算すると6回めの訪城となります
この城は、主君・関東管領上杉氏に対して反乱を起こし、戦国時代初期の関東をひっかき回した長尾景春によって築かれた城です
のちに後北条氏が支配していた時には、あの武田信玄も上杉謙信も落とせなかったほどの難攻不落の城で、豊臣秀吉による小田原征伐の際には前田利家、上杉景勝、真田昌幸など錚々たる面々の率いる3万とも5万とも言われる北国軍に包囲されながら、1ヶ月も籠城したのちに「落城」ではなく「開城」という形で降伏しました
攻城の前に、初めて訪れて以来となる資料館に寄ってみました
企画展で鎧・兜などの展示がありました
そして攻城開始
広い鉢形城の図、赤丸から右方向へ行きました
目指すは下の土塁
土塁を登ります
堀を見下ろしながらの土塁ウォーク
さらに進むと遊歩道と合流してコンクリの道となりました
外曲輪も広いです
突き当たりに空堀登場
浅くはなってますがなかなかの空堀です
続いて歴史館側の空堀も堪能します
こちらも浅くなってますが、なかなかです
深沢川を渡って本曲輪を目指します
鉢形城は、この深沢川と、関東でも有数の大型河川である荒川が合流する断崖上にある天険の要害の城です
川を越えると壁のような土塁が見えてきました
「伝御殿曲輪」へ登ります
鉢形城本丸の城碑
荒川側の景色
さらに先に進みます
楽しい楽しい土塁ウォーク
先端の笹曲輪との境には石垣も残ります
今度は「伝御殿下曲輪」を通って戻ります
「伝御殿曲輪」側の土塁を見上げながら歩きます
土塁と空堀で、はしゃぐ幸せなヤツ
続いて二の曲輪へ
二の曲輪も広いです
三の曲輪との間の空堀と木橋
堀と土塁
深い空堀です
三の曲輪側から見たところ、矢印のヤツが小さく見えます
三の曲輪へ
庭園と石積みの土塁があったようです
石積み土塁は復元されてます
復元門もあります
排水溝
虎口へ
発掘中の写真
諏訪神社へ
諏訪神社の周りを回ってみると
土塁と深い堀に囲まれてます
「伝逸見曲輪」へ
発掘調査中で途中までしか行けませんでした
以上で攻城終了
6回も訪れてますが、遺構巡りにも散策にも楽しい城です