ブログもようやく(?)去年6月に入りました
今回は東京都板橋区の乗蓮寺(じょうれんじ)です
乗蓮寺は浄土宗別格本山の寺院で「東京大仏」があることで知られています
応永年間(1394年 – 1427年)に山中村(現在の板橋区仲町)にて創建されたと伝えられ、江戸時代の初期の頃までに板橋区仲宿に移転しました。
天正19年(1591年)に徳川家康から十石の朱印地が寄進され、その後も歴代の将軍から朱印地が与えられ、八代将軍・徳川吉宗の鷹狩の際の休憩所・お膳所としても使われたそうです
昭和48年(1973年)に現在の板橋区赤塚に移転し、昭和52年(1977年)には関東大震災や東京大空襲など、悲惨な震災や戦災が再び起きないよう願いを込め東京大仏が建立されたそうです
入り口に三つ葉葵←これは四つ葉のクローバー
板橋区赤塚に移転して、山号も「赤塚山」と称したそうです
そしてどーん
大仏登場
大仏は阿弥陀如来像で、青銅製の鋳造大仏坐像としては奈良・東京都日の出町・鎌倉に次ぐ日本で4番目の大きさです
高さは基壇が地上2メートル、蓮台2.3メートル、座高8.2メートルの計12.5メートルになります
江戸末期の「天保の大飢饉」で、板橋宿において亡くなった人々を埋葬・供養した際に建立された天保飢饉供養塔で、板橋区の文化財に指定されているそうです
供養塔より小さなお地蔵さん軍団に心奪われてしまいました
境内はあまり広くはないですが、見所は結構あります
七福神もいらっしゃいます
現在の豊島区駒込付近にあった津藩・藤堂家下屋敷(染井屋敷)に置かれていた石像が寄贈されています
「役小角(えんのおづぬ)」にお会いできるとは
相方はこれにあやかりたいそうです
建物は新しいですね
池もあります
以上で「攻城」終了
え?攻城ってどういうこと?とおっしゃいましたか?
実はこの寺がある場所は、下の写真の碑にもあるように、赤塚城という城の二の丸なのです