2009-01-05 07:00:00

【再放送】とろ吉のドラクエ経済学

テーマ:FC

新年の手抜き企画第2弾。前回の「ドラクエ法律学」の続編にあたる「ドラクエ経済学」を一挙掲載だ。


※以下の文章は2007年11月17日~19日にかけて掲載した記事を再構成したものです。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ経済学①

ドラクエでは戦闘で全滅すると、所持金が半分になるよな。これは何故か?今回はコレを解明してみようと思う。そう。じっちゃんの名にかけて。

例のごとく仮説を一つずつ検証していけば、真相が見えてくるハズなんだよ。では早速、最初の説だ。

①税金説
救出には金がかかるのだ。危険地域での活動は自己責任であり、全滅した場合は「全滅税」を徴収する。


と、いうわりとイラク的な説だ。

まず、全滅から勇者蘇生までの流れを考えてみる。

1.死体発見者により通報
2.兵士が現場に急行
3.死体を回収
4.教会へ移送
5.勇者蘇生


こんなところだろう。これは結構金がかかるよな。全滅税をとられるのも仕方ないか。

通報によって死体が回収されているのは、以下の調査が示している。


白書


次に税額について考えてみよう。徴収額が所持金の半分とは、随分とダイナミックな税制だが、金持ちほど沢山徴収されるという点では理にかなっているか。

いきなり真相を突き止めた?なにか不自然な点は…あった。

「てつのきんこ」

これはマズイよな。持っていれば、全滅してもお金がへらない金庫。所持金が半分になるのが全滅税によるものだとすると、これはモロに財産隠しであり脱税ではないか。さらに銀行の存在もネックだ。預けておけば課税対象外なんて、そんな銀行あったら俺が利用したいよ。

ダメだ。税金説は崩れた。ちなみに文中で用いたグラフは俺のでっち上げだ。こういうのを捏造というんだが、良い子のみんなは真似しないようにな。


税金説はダメだったが、まだ他にも仮説はある。次は第2の仮説、「モンスター略奪説」について検証してみよう。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ経済学②

―ドラクエで全滅すると所持金が半分になるのは何故か

引き続き、第2の仮説について検証してみるぞ。

②モンスター略奪説
モンスターが冒険者を襲撃するのは金目当ての犯行なのだ。


と、いうわりとよく聞く犯行動機だ。

この説は、いきなり壁にぶちあたるよな。そもそも、モンスターに金なんか必要なのか?必要だとしたら、なんで全額持っていかずにキッチリ半分なんだ?

な?この説は無理があるだろう?しかし逆に考えれば、この難題をクリアすることができれば、「モンスター略奪説」が正解といえるんだよ。

まず、第一の問題点。

―モンスターに金なんか必要なのか?

結論から言えば必要なんだよ。なぜかって?モンスターを倒すと金を落とすだろ?これは奴らが人間たちと同じ通貨を使用していることを意味しているよな。


そうとは限らないって?疑り深いな。そうとは限るんだよ。ドラクエ8の「三角谷」を覚えているか?そう。人間とモンスターが共存している場所だ。共存しているということは同じ通貨を使用していることに疑いの余地はないだろう。

もう1点、モンスターが金を必要としている理由がある。それは魔王への上納金だ。ドラクエには色違いモンスターっているよな。スライムとスライムベスとかそういうやつだ。俺が思うにあれは上納金を一定額以上納めることにより、魔王が力を与えてくれてるんじゃないかと思うんだよ。


・ゴーレム → ゴールドマン

・わらいぶくろ → おどるほうせき


このへんの連中はわかりやすいよな。もう金の匂いがプンプンするよ。我々の世界でも、組織に金を納めることによってステージが上がるという団体はあるし、魔物社会は人間社会以上に金がものを言う社会であるといえるだろう。


そして第二の問題点。


─何故、全額奪っていかないのか。


キッチリ所持金の半分だけ奪っていく。この不自然な行為に説明をつけることができれば、この説の正当性が証明されるわけだ。俺は考えたよ。3日くらいは考えたな。そしてその結果・・・思いつかなかったよ。残念だが・・


だがしかし、悩んだのは無駄ではなかったんだ。この説は誤りではあったが、検証することにより俺は真相を突き止めることができた。やはりモンスターが奪っていってたんだよ。しかも全額だ。じゃあ何故半分残ってるんだって?それは第三の説で解説するよ。


【シリーズ連載】とろ吉のドラクエ経済学③

─謎はすべて解けた


第二の説であるモンスター略奪説は、正解ではなかったが俺に真実への道筋を示してくれたよ。すなわち第三の説・・・「保険金説」だ。


③保険金説

不幸にも全滅した場合、保険会社から保険金が支払われるのだ。よって、冒険者も安心。安心です保険!


と、いうわりとアフラック的な説だ。


やはり全滅時にモンスターが全額持ち去ってると考えるのが、もっとも自然な考えといえるだろう。略奪により無一文になってしまった冒険者救済のために強制加入の保険制度が存在するというのが、俺の辿り着いた真相だ。


保険料なんか払ったことないって?当然の疑問だよな。ここでドラクエにおける疑問のひとつをついでに片付けてしまおうか。下記のデータを見て欲しい。


アリアハン・・・・・2ゴールド

リムルダール・・・・・31ゴールド


これでピンときた人はたいしたもんだ。そう、これは宿屋における一人当たりの料金だ。

この差は一体何なんだ?我々の世界で考えると、宿泊料金が15倍差というとこんな感じだ。


簡易宿泊施設(山谷)・・・・・2000円

京王プラザホテル デラックスルーム・・・・・33000円


さすがに、これほどの差があると、設備・サービスともに相当な差があるよな。しかし見たところ、アリハアンとリムルダールの宿屋にここまでの差は見られない。国による貨幣価値の差というのも考えたが、やくそうの売値などはどこの町でも同じということを考えると、ドラクエ世界において国家間の貨幣価値差というものは存在しないのだろう。ここに謎を解く鍵がある。実は宿泊料というのはどの町でも同じくらいなんだよ。


では何故これほどの差があるのか。答えは保険料だ。宿屋が保険料の納付窓口になっているんだよ。


図にするとこんな感じだ。


保険

序盤と終盤の町では何が違う?そう。町の外にいるモンスターの強さがまったく違う。アリアハン地域では、スライムなど一般人でも命の危険が少ないモンスター。リムルダール地域では、ダースリカントなど熟練の冒険者でも危険なモンスター。


これでは保険料が高くなるのも無理はないと言うか当然だよな。我々の世界でも車の保険なんかは若者の方が高い。これは、運転技術が未熟なことによるリスクがあるからだよな。つまり、全滅リスクの高さと保険料は比例するということだ。

終盤の宿屋は料金が高い。そう文句を言っていた人も多いんじゃないだろうか。しかしそれはお門違いだったんだよ。宿屋が保険料の納付代行業務を行ってくれていることによって、俺たちは全滅した時に、保険金がおりて仲間の蘇生ができるんだぞ。


■結論■

ドラクエで全滅したときに所持金が半分になるのは、モンスターに持ち去られた金額の半分が保険によって支払われているからである。



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コメント

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12 ■>NAFTAさん

最近は緻密な世界設定のものが多いですが、昔のゲームは想像の介入する余地が多かったですね。

熱く語り合ったあの日が懐かしいです。

11 ■>んふさん

変態ですね。恐れ入りました。

10 ■無題

いやあ面白かったっす(笑

友人とドラクエ3の話をしてて
国家間と魔王軍、勇者問題…
国家間の魔王討伐レース説とか戦後の覇権争い


とか友人が持論をあつく語ったので


ググってきました(笑

9 ■無題

見てますよ
2、3周してます
けつのあなまで見てやります

8 ■>んふさん

もしかして全記事読破されてたりします?まいりましたねそれは。

7 ■>komasashigeさん

いやぁ。どうもありがとうございます。

6 ■>abqさん

ですよねー。自分もabqさんならご存知だと思ってましたよハイ。

5 ■>モリカさん

そう言われると照れますね。これからもRPGの不思議に挑んでいきたいと思います(;゜3゜)b

4 ■無題

とろきちマニアとしては再放送はきついすね。

3 ■なるへそ☆

毎度素晴らしいです☆

2 ■そっ………。

それくらい、知ってたんだからね!

1 ■なるほど☆

すごく説得力ありますね(≧∀≦)。納得です♪

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