3年ぶりのフル開催となった野外フェス hoshioto'22 を満喫してきた。
コロナ禍でのイベントのあり方は物議を醸しているが、マスク、消毒、ソーシャルディスタンスをこれでもかとアナウンスしながらのフェスティバルだった。
朝８時頃に会場入りして、終演の夜9時まで山の中の６つのステージをあっちこっち移動しながら、たっぷり音楽漬けの一日になった。
いろいろなアーティストに出逢う度に、いろいろな想いがこみ上げてきたが、一日を通しての感想は極めてシンプルに
「楽しかったぁ～～！！！」
開場前のメインステージ SKY FIELD ↑ と ↓ STAR CIRCLE
オープニング 藤井代表(左)と大舌市長(真ん中)、MC藤岡さん(FM岡山)
毎回楽しみにしている “ミスターほしおと” 鶴 のステージが良かったのはもちろんのこと、どのステージもアーティストと観客の一体感が半端ない素敵な空間だ。
恒例のコール＆レスポンス「鶴でぇ～す！」は声を出さないのでセーフ
６ステージ50組近い出演者なのでごく一部しか聴けないのがもったいないが、どこで誰を聴いてもとても気持ち良い時間を過ごせた。
※アーティストの撮影は禁止なので、画像はオフィシャルや演者さんのSNSで見てね。#hoshioto22
初見でとても気になった(気に入ったかも) クレナズム
クレナズムが出演した FOREST PARK
この山道を歩いていると３つのステージに辿り着く
鶴のメッセージボードを見っけ
開場時間になって直ぐ入場したら、朝から驚いたことがあった。
今回初めてサッポロビールがサプライヤー参加していて、会場内で唯一アルコール販売をする市内の酒屋さんのブースとコラボしていたのだが、生ビールを注ぐ店員さんが「ビールスタンド重富」の重富寛オーナー！？ ビール好きには超有名な人物で、こんな田舎で会えるのはかなりレアかも知れない。って、ネギちゃんは下戸なんだけどね......。
生ビールコーナー 重富さんがたまたま裏へ隠れて写っていない....
実はサッポロビールと井原の繋がりは明治時代から続いている
・初代社長が井原市出身の馬越恭平 ・サッポロワインの原料に青野産ぶどう
・星空の綺麗な町でのhoshiotoと☆マークのサッポロ ← ちょっとこじつけ(汗)
もう一つ、驚いたし嬉しかったこと。
ROLLY(ローリー)のステージが観られたこと。会場の一番外れにある山の中の小さなステージで、渾身(かどうかは判らないけど)のパフォーマンスを聴かせてくれた。
ロックバンド「すかんち」の頃はド派手でヤバイ色物ミュージシャンで話題になったが、テクニック抜群のバンドだった。解散後はローリー寺西からROLLYに改名して、変態お笑いギタリスト的なイメージでテレビで観ることもあったが、いつの間にか見なくなっていた。
最近はEテレに出演していて、子どもやその親御さん世代に人気があることを今回の出演で知った。小さなステージの周りは子どもからネギちゃん世代まで幅広い観客でいっぱいになった。
嬉しかったのは、相変わらずのギターテクニックを見せつけてくれたこと。さらりとさりげなく弾き散らかしてくれた。上手すぎて笑えてしまった。
驚いたのは、子どもに人気と聞いたのに、まったく子ども向きのネタ(？)はなく、昔知っていたローリー寺西よりも遙かに変態でお笑い芸人よりも芸人なMCや歌詞でふざけ倒したこと。
自虐ネタ、観客いじり、別のステージから聞こえてくる曲をパロったりと、極上の音楽とお笑いを堪能できた。
↓↓ 今回のステージとは関係ないけど......
午後９時の終演と同時にサプライズ花火が上がって、夢のような時間は終わった。夢だったのかも知れない.....覚めないで欲しい......。
ただ、山の中を歩くことはもちろんのこと、40分～50分のライブを聴いているだけで足腰が痛くなるという体力の衰えを如実に感じてしまった。翌日になって体中が悲鳴を上げていて、夢では無かったと思い知った。加齢と運動不足で劣化が激しい.......(悲)
今年も井原鉄道が粋な演出をしていた。 ※写真は井原鉄道のTwitterから拝借
特別車両「アート列車」にhoshioto'22 のヘッドマーク
終演に合わせて、井原駅から清音駅直行の臨時快速を運行した。
そして清音駅到着で空になった臨時列車の車内に.......
「超快速ご利用ありがとうございました☆☆☆☆ また来年お会いしましょう♪」
