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請負契約(本契約)
さて、最初の契約をするにあたり、まずは見積り金額をいかに減らしてもらうかの交渉です。
真夏はモデルハウスを訪問する人数が減るそうです。夏枯れ?と言うとか。
「ですので今月中に決めていただければお値引き頑張ります!」とどこかのHMで言われました。
来月になれば「決算月なので頑張ります」と言ってるんだろうなあと内心では思いつつも、回った各社の見積りも出揃ったことだし、本当に割引頑張ってくれるなら今月決めてもいいかと思ったのです。
15回もの打ち合わせの結果、最後に出た見積りは、私たちが欲しい設備や希望のものをめいっぱい詰め込んだ見積りでしたが、ここからいくら減額を引き出せるか、最終的にいくら支払えそうかのバランスで決めてゆくしかないかと考えていました。
交渉一日目
テーブルの向こうにはヘーベルハウスの支店長、設計担当、営業担当(年齢順)のお三方。
支店長さんは先日のヘーベルハウス宅バスツアーでは終始マイクを持って車内で興味深い話をしてくださった方でした。
さあ、頑張ろう
建物価格の割引
ここまでは引いてもらいたいと思うラインはありましたが、具体的な希望の数字は言わず、支店長さんの裁量でどこまで割引が出てくるか次第だとお願いしました。
この時点で、割引が少ないのならば新築を諦めてリフォームに戻ればいいと本気で思っていたので、頑張るとおっしゃる支店長さんに期待しました。
現存建物解体費用
ぶっちゃけますが、380万と記載されていました。
他社ではたいてい250万円程度だったので、ここは大幅に削れると思ったのですが、どうにも削れる感触がありません。
この数字は担当さんが業者と交渉して頑張ってくれた価格らしいです。
ヘーベルハウスでお願いするとその利益ものせざるを得なくなり高くなるのだろうと考えました。
交渉の結果、解体はこちらで手配することにして、その部分は削除してもらいました。
基礎や建物は命にかかわることでもありますし、しっかりと作っていただかなくてはなりません。
しかし解体は、今の家を壊して更地にするだけなのだから、費用が抑えられるにこしたことはないと考えたのです。
これは「解体」として別途新しい記事で書くつもりですが、実はヘーベルハウスの「解体費用」には今の家を壊して更地にするだけではなく、その後の「残土鋤取り撤去処分」なるものが含まれて計上されていたようなんです。
つまり、着工のための準備ですね。
だから他社に比べて費用高かったのかー
できれば、この時にそこまで説明してもらえていたら、その後慌てなかったのに
このお話はまた別途w
擁壁費用
こちらはまだ概算で、きちんとした見積りが間に合っていないと言われました。
もう何か月も打ち合わせを続けてるんだけどなあ。
まあ、自社の客になるかどうかもわからない者全部を業者に見積らせるわけにもいかないのかもしれません。
「明日には見積りが出ます」と担当さんが言うので、こちらは持ち越しです。
外構費用
こちらも概算とのこと、外構について具体的な希望も聞かれませんでしたから、概算なのはしょうがないでしょう。
でも建物費用がかさんで余裕もありませんし、外構はなるべく費用かけない方向で、ここは見積りを削りたいところ。
では外構もこちらで手配、と言いましたが、頷いてはもらえませんでした。
例えば駐車場のコンクリの鉄筋ひとつをとっても、ヘーベルハウスでは10㎝単位で組みます。これを20㎝で組むのとは耐久性が違います。その他も建物と同じレベルでしっかりと作ります。うちでやらせてください、と譲歩の気配なしです。
私たちだってヘーベルハウスにお願いすればしっかりしたものが出来上がるのは当然理解しています。
それに、引き渡しの時に外構までできてるのは楽です。
そうでなかったら、引き渡し時には外構が未着手の為、土がむき出しの斜面をよっこらせと登って玄関へたどり着かねばならないわけで、そうしたいわけではないのですが、いかんせん、今は削れるところは削らないと計画自体が実現できるかという問題になる可能性があるのですよ
あらためて次の打ち合わせには頑張るとおっしゃるので、割引額と擁壁費用の削減を期待して、再度交渉することになりました。
長くなるので2つに分けました。
次で終わりです