無事に手術が成功した猫

退院の日は

相方と二人で退院説明を聞きに行った。




 

手術中の写真(当然切られてる猫も)、

摘出した眼球、子宮、その他の内容物

…等の臓物の写真を見せられるネガティブ

 

それらの写真を見せながらの細かい説明…

 

何…コレ…ネガティブネガティブ

こんなコトするの普通なの…?

 

ちょっと、とてもじゃないけどまともに見られない

そっちの方を見ながらモニター横の壁を見ることに

全集中。

早く終われとひたすらの相槌。

それでも何となく写真の認識ができてしまう…………

 

先生と目を合わせてのやり取りは

相方に丸投げ

 

さすがの相方も辟易としていた。

気分悪くなったらしい。

 

何なんだろう…

 

お料理番組の工程説明みたいなノリで、

淡々と話す。説明する。

 

 

だけど、見方を変えれば色んな意味でスゴイ

手術のたびにコレを普通に毎回やってるんでしょ?

相当自信がないとできないんじゃないかな

 

本来、白日の元に曝す必要のない

細かい工程、やり方、ごまかしなしの結果

 

だって普通は手術なんて

失敗されても、言ってくれなきゃ分からないし

手術中に「このくらいなら…」と妥協することだって

きっと0ではない

 

今回はできない医師もいる難しい手術だった

 

だから不安だったし、失敗しても

「残念でした」と腕のせいじゃない説明をされたら

納得しただろう

 


「私はこの様に手術をしました。経過はこうです。この時こうなりましたので、この様に対処しています。結果手術は成功しています。問題なく終わっています。」

 

うちの猫が切られてて、隣に内蔵並べてるんだから

コレがうちの猫の手術が成功した証だと

疑いようもない

こんな自分に(私にも)怖いこと、多分普通はできない。

 

ある意味、めちゃくちゃ信頼できる…よね。

見たくないけど…

 

この先生、多分サイコパス

サイコパスの良い特徴を遺憾なく発揮できる天職に就いたんだろう。(対患畜、患者へのメンタルケアはかなりヤバいけど。腕を求めるならそこはこっちが我慢…)

 

 

 


 

手術後の消毒、経過観察に通わなくてはいけない。

どうしても仕事都合がつかない時は

母に頼んだ。

 

拾った時からの一部始終を知っていた母。

診察室で先生に

「目が見える様にしてくれて

本当にありがとうございます。

実は娘がこの猫を拾って初めに駆け込んだ病院で

飼う予定がないなら診ない、

と門前払いされたんですよ。

そんな獣医さん信じられないですよね。

本当にこちらで救われました」

 

……ってお礼言っておいたよ。

 

 

と報告アリ。

 

あー、そうなの…

えーと…

そちらがその門前払いの獣医さんなんですけど…?

 

「えー!そうなの???何か変な顔してると思ったのよ〜。どうしよう💦」

 

いや、いいんじゃない?

ストレート過ぎて嫌味にも聞こえないよ。

The天然🤣

ある意味グッジョブ👍

 

 

 


お会計。

考えたくないけど、どうしたって無視できない

必ずついてまわる

もしかしたら最重要ポイントかも。

な、お金

手術費用(入院込)

約○万円

ちょっと…0の数が…昇天

 

入院、手術以外でも検査や検診、処置など

通うたびに万単位で飛んでいく

同じような処置内容でもかかりつけにした病院A

1,5倍はかかる

 

これぞ

The 自由診療不安


いや、でも、感謝してマスm(_ _)m