私はよく自分の意見(このブログに書いているようなこと)を
年上の大人に言うと、
「すごい」とか「まだ20歳でしょ」と驚かれることがある。
この言葉がすごく苦手だ。
プレッシャーになる。
誰に弱い自分を見せればいいのか分からなくなる。
浜崎あゆみの「A Song for xx」の歌詞にある、
「いつも強い子だねって言われ続けてた
泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ
そんな言葉一つも望んでいなかった
だから分からないふりをしていた」
「そんな風に周りが言えば言うほどに、笑うことさえ苦痛になっていた」
↑この歌詞の部分は深く共感できる。
私の場合ですが、
「しっかりしているね」と言われれば言われるほど、
閉じこもっていってしまう気がする。
「良い子、良い子、どうでもいい子」という言葉があるように、
「良い子は、ほっといても大丈夫だ」と思う大人が多く、
手のかかる子の方に行ってしまうけど、なんか複雑な気持ちだ。
私だって間違えるし、誰か年上の大人に助けてほしい時があるのに、
あんまり気付いてもらえない。身近に頼れる人がいない気がする。
「すごい」じゃなくて「大丈夫だよ」と言ってほしい。
安心感がほしい。
別に「すごい」と言われたくて、こうなったわけじゃない。
私にとっては、普通の事をしてきただけだ。生きていくために。
20歳で抱えるもの、考えなきゃいけないことが多いだけだ。
本当は考えないでいいなら考えたくないけど、
こうしないとやっていられない部分がある。
高校の時の恩師に
「これからも悩んでしまうと思うよ。悩み悩んで、磨かれる」と言われたことがある。
今がまさにその感じかもしれない、多分。