この記事を読んでいる方はきっと、

昨今のせいろブームで、

初めてせいろを買ってみようかな」

という目的をお持ちの方ではないでしょうか。


ここでは、私の独断と偏見で、

以下の2店舗の比較を語ります。


◾️照宝(しょうほう)/横浜中華街

◾️万糧(まんりょう)/浅草かっぱ橋


あくまで個人的な感想です。


せっかくのせいろライフ、

人の感想に惑わされず、

ご自身で納得した商品を選択してくださいね。


結論から言うと、

万糧さんに軍配が上がりました。

(※あくまで私調べ)


わたしのせいろ歴


かくいう私はというと、

約10年ほど、

15cmの小さなせいろを気に入って、

日々使い倒しております。


これは、当時かっぱ橋道具祭で、万糧さんで購入したものです。


野菜、豚肉、飲茶、ベーグルなど、

とっても簡単に美味しくできるせいろが、私はだいすきです。


お手入れもかんたんです。


【基本的なお手入れ】

使用後、せいろに残った食材は手で落としてから、

キレイなお湯で5分くらい空蒸しし、

水を切ってキッチンに干しておく。

(せいろ自体をスポンジや布巾で洗うことはしません。

蒸気をしっかりあてれば、洗ってるのと一緒)


せいろを買ったきっかけ

私がせいろを使い始めた理由は、単純に、

おいしいシュウマイを家で食べたかったから!


かつて日本橋のオフィス勤務だった時に、

小洞天のシュウマイがだいすきで、

よくお店に食べに行ってましたが、

転勤してなかなか食べに行けなくなって、

お取り寄せしたことがきっかけです。


電子レンジでは、あのおいしさが再現できなかったから、

1人分が蒸せるサイズのせいろを買うことにしたのでした。

そしたらめちゃくちゃ美味しくてハマった、と言うわけです。


せいろが人気な理由


約10年、せいろラブな私が何かを言わずとも、今こうしてせいろブームは勝手にやってきたわけで、いつのまにか無印でも売られ始めていました。


長かったコロナ期を経て、おうち時間の充実を目指す方も増え、時短調理ができるせいろの良さに、気がつき始めた人が増えたのかな?と思います。


通販も増えて、手に入りやすくなった。

竹や杉なら安価だし、ヒノキみたいな高価なラインナップもある。


用途によってサイズも選びやすいし、

ガスでもIHでも、どちらでも使えるし。


電子レンジを使うよりも、

ガス火なら年々高騰する電気代の節約にもなるかも!

(IHの方は当てはまらないですが💦)


いろんなメディアをみて、私も15cmだけではなくて、もう少し大きなサイズが欲しいなと思って、また買おうと決めたのです。


結論、私は万糧さんで買う

中華街に出向き、

たくさんの買い物客に混ざり、

私も照宝さんで商品を見せてもらいました。


照宝さんに行くのは初めて!

とても混んでいました。


イチオシは杉製のせいろ。

15cmだと2段〜3段のセットで、アウトレット品もありました。

4,000円くらいかな。


とてもキレイな品です。

フィルムでの梱包もしっかり。

一体どこがアウトレットなの?と思うほど。

(少し汚れがある程度のようでした)


でも、私は竹製がほしい。


杉は香るので、蒸した食材にも香りが移るのです。

それを良い香りと感じる人も多いでしょうが、私は余計な香りがする食べ物は苦手で。


竹製はその心配がいりません。


で、お店の人に聞いて竹製を出してもらいました。


それを買おうかなと、一応ひっくり返して裏側を見た時、私は気づいてしまったのです。



照宝のせいろは、針金で底のパーツが繋がれている!



私が愛用してきた万糧のせいろはもちろん竹製で、金属不使用なのです。

だから水に濡れても手入れがかんたん。


対して照宝のせいろは、竹製で金属が使われている。

と言うことは、水分で錆びるリスクが否めない。。。


食べ物に直接触れるせいろ。

針金はないほうがいいな。。。


そこで、照宝さんでは一気に購買意欲がなくなりました…。

と同時に、万糧の性能の良さを感じました。


10年使っても大丈夫、金属の繋ぎなしでも壊れない品質の高さ。

(しかも万糧の方が価格もかなり安い、業務用に大量製造してるからかも)


いまやたいていの物はオンラインでも買えるけれど、せいろは見に行ってよかった!


軽さ、香り、材質、値段。

みなさんもお気に入りのせいろが見つかりますように!