瀬戸内の旅10 尾道4・居酒屋「たまがんぞう」 | ネコのひとり言
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「たまがんぞう」は、BS12毎火曜日PM10から放送中の、「ふらり旅 いい酒いい肴」の第2回で紹介されていました。
「尾道へ行ったらここで飲むぞ~っ」て決めていたお店です。
★3.5
 
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旅に出ると地元の居酒屋さんで飲むことが何よりの楽しみです。
でも、車中泊ではなく、ホテル泊などでないとできないのが残念。
道の駅ってあまり繁華なところにないのが普通ですから、やむを得ないのですが・・。
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1F玄関にはダイハツのオート3輪がディスプレイされた、ちょっとレトロな雰囲気。
お店は2Fにあり、カウンタ席が10席ほどですがそれほど狭い感じはなく、ちょうどいい広さだと思いました。
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店内は緑色のガラス浮き玉やタコの干物などがつり下がり、いかにも港のそばの居酒屋っていう雰囲気を演出しています。
 
窓の下には向島行きのフェリー乗り場が見下ろせて、立地条件は最高です。
夕方だったら、赤く染まった尾道水道を行き交う船を見ながら一杯っ!なんてことができるんでしょうね~。
 
さて、つまみはやっぱり刺身から。
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盛り合わせは、めずらしいアナゴ・ハモなどの刺身。
う~ん、刺身で食べるとこんな味なんだ。
アナゴはエビっぽい食感でまずまずですが、ハモは皮が厚くてゴリ、ゴリって感じ。イマイチだなぁ。
ハモは京都で食べるのが一番かな?
 
このお店のイチオシ「でべら」をオーダー。
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でべらとはデベラカレイ(地元ではガンゾウカレイというらしい)を干したものだそうです。
これを金づちなどでたたいて骨を柔らかくし、軽くあぶったのがこのメニューです。
 
淡泊で香ばしく、かめばかむほど味が出て、地酒の「天寶一」の燗酒によく合います。
燗酒の入った酒器がとても変わっていて、これならなかなか冷めません。実に合理的!
マスターのご厚意で常温でも飲みましたが、このお酒は燗がピッタリ。
 
ほろ酔い気分の海岸通りは、夜風と潮風がとても心地いい(^o^)
 
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