起こるべき悲劇を君だけが変えられる
⇒二つの時空、過去と未来を駆け巡り、歴史を紡ぐ物語
●導け。あるべき歴史を、光のもとへ。
●導け。あるべき歴史を、光のもとへ。
何もかもが砂の中に埋もれ消えていく、滅びの世界。
わずかに残された資源をめぐり、大陸の東に位置するアリステルと西の大国グランオルグが、いつ終わるとも知れぬ戦いを繰り広げていました。
グランオルグを探っていた密偵を護衛し帰国させる際、主人公ストックは追っ手との戦いで深手を負い生死をさまようことに。目を覚ましたストックが見たものは、時間と空間がねじれた不思議な世界「ヒストリア」。
ストックは、謎の子供たちから自分が時空を移動できる能力を手に入れたことを知らされ、滅び行く世界がストックの力を必要としていると告げられます…。
「二つの時空、過去と未来を駆け巡り、滅び行く世界を救うのだ。」
●時空移動
時を操る魔力を秘めた古の操魔の書、「白示録(びゃくしろく)」。
その力によって、主人公ストックは「正伝」と「異伝」という二つの平行世界の過去と 未来を駆け巡り、歴史を作っていきます。
「正伝」と「異伝」は密接にリンクしており、事件を解決したことがもう一方の平行世界に影響を与え、新しい道が開ける場合もあります。
別の歴史といっても元になる世界は同じであり、そこにいる人たちの思いも同じものなので、互いの世界に影響し合います。
「正伝」と「異伝」には多くの選択肢が存在し、プレイヤーの選択次第で分岐・発展していきます。
中には一つの未来の形として、物語が 結末を迎えることも。
ストックの前には多くの可能性が広がっており、さまざまな未来が待ち受けています。
「正伝」と「異伝」は密接にリンクしており、事件を解決したことがもう一方の平行世界に影響を与え、新しい道が開ける場合もあります。
別の歴史といっても元になる世界は同じであり、そこにいる人たちの思いも同じものなので、互いの世界に影響し合います。
「正伝」と「異伝」には多くの選択肢が存在し、プレイヤーの選択次第で分岐・発展していきます。
中には一つの未来の形として、物語が 結末を迎えることも。
ストックの前には多くの可能性が広がっており、さまざまな未来が待ち受けています。
●戦略性に富んだバトルシステム
本作のバトルシステム最大の特徴が、「グリッドシステム」です。敵キャラクターは3×3の合計9グリッドの中に配置されており、グリッドの位置によって与える ダメージが変化します。
敵の大きさによって占めるグリッドの数も異なり、敵がプレイヤーに近い位置であるグリッドの前列にいるほど、大ダメージを敵味方双方が受けます。
バトルは非リアルタイムのコマンドターン制で、上画面にキャラクターのターンパネルが表示され、素早い順に敵味方が入り乱れて行動していきます。
例えば、キャラクターのターンパネルを入れ替えて敵や味方と行動順を変更することができる「チェンジ」と敵のグリッド位置を強制的に移動させるスキル「グリッド移動スキル」を組み合わせると、敵を一時的に同じグリッドにまとめて連続攻撃し、一回の攻撃で複数の敵にダメージを与えられます。
このように本作のバトルは戦略性に富み、テンポ良く非常に効果的に敵を倒せる爽快感があります。
人間と獣人が共存する大陸を舞台に、時間移動をテーマにした物語が展開するファンタジーRPG。
密偵剣士のストックが、時間と空間がねじれた峡間の世界"ヒストリア"を基点に、過去と未来を行き来しながら歴史を本来あるべき姿へと導いていく。
ワールドマップで行きたい場所を指定し、フィールドを移動することで物語の進行につながるイベントや戦闘が発生する。
バトルは、"グリッド"という敵の立ち位置が重要となっており、"グリッド移動スキル"で敵の位置をまとめて攻撃を叩き込むなど、戦略的なバトルが可能だ。
原案&世界観設定は屋敷哲さん、キャラクターデザインはこにしひろしさんと『ラジアータ ストーリーズ』のメインスタッフが制作に参加。
音楽は『キングダム ハーツ』シリーズなどで知られる下村陽子さんが担当している。
このソフトを選ぶべき理由
・ストーリーが核心に迫っていくようなドキドキ感。
早く続きが読みたいなぁと思わせてくれます。終盤あたりの急展開からは目が離せませんでした。
また、ほとんどのキャラクターに何かしらのスポットが当てられるので、物語を読み進めるごとにキャラの深みが増していきます。シリアスな場面でも比較的感情移入しやすいです。
・ある程度充実してきた「スキル」を駆使しての爽快バトル。
キャラクターは一定のレベルに達すると「スキル」というものを習得します。キャラクターごとに様々なスキルが用意されているので、それらを組み合わせた色々な楽しみ方ができます。最初はこのキャラ使えなかったのに、レベルを上げたら強い強い!なんてこともあるかもしれません。
戦闘はエンカウント方式ですが、それを簡単に避けるための術も用意されているところがまたイイです。また、戦闘中は無駄なところが一切取り除かれているため、実にテンポが良いです。
・そして、今作の売りでもある白示録を用いた「時間移動」。
どの時点に時間移動すればこの悲劇を回避できるだろうか・・・?などと悩むのもまた楽しいです。サブイベントのやり込み度も充実しており、条件を達成できた時の喜びはなんとも言い難いです。
早く続きが読みたいなぁと思わせてくれます。終盤あたりの急展開からは目が離せませんでした。
また、ほとんどのキャラクターに何かしらのスポットが当てられるので、物語を読み進めるごとにキャラの深みが増していきます。シリアスな場面でも比較的感情移入しやすいです。
・ある程度充実してきた「スキル」を駆使しての爽快バトル。
キャラクターは一定のレベルに達すると「スキル」というものを習得します。キャラクターごとに様々なスキルが用意されているので、それらを組み合わせた色々な楽しみ方ができます。最初はこのキャラ使えなかったのに、レベルを上げたら強い強い!なんてこともあるかもしれません。
戦闘はエンカウント方式ですが、それを簡単に避けるための術も用意されているところがまたイイです。また、戦闘中は無駄なところが一切取り除かれているため、実にテンポが良いです。
・そして、今作の売りでもある白示録を用いた「時間移動」。
どの時点に時間移動すればこの悲劇を回避できるだろうか・・・?などと悩むのもまた楽しいです。サブイベントのやり込み度も充実しており、条件を達成できた時の喜びはなんとも言い難いです。
全体的な評価としては、よく練られたシナリオと、それを支える丁寧なシステムづくりが見事に融合した、近年まれにみる秀作、と言ったところでしょうか。