ご報告が遅くなったものもありますが、
今年、取り組んだ猫の手募金の報告をいたします。
みなさまからのご寄付によって、個人では解決できない
問題に取り組むことができています。
いつもご支援ありがとうございます。


昨年6月に助成金を利用してメス猫2匹の手術、
下越動物保護管理センターが9匹の子猫を引き取ったのですが、
メス猫1匹が取り残しになっていました。

時々様子を見に行っていたのですが、
12月、壊れた勝手口から子猫が出たり入ったりしており、
飼い主曰く、メス猫がいつの間にか帰って来て、
いつの間にか生んでいて、気付いたら子猫が4匹いたと。

猫の手募金から支援してもらい母猫は手術、
子猫はセンターとNDNが保護と決まったのですが、
捕獲当日になって、手術費用を負担するからどうしても
子猫1匹は飼い続けたい言われ、悩んだのですが、
子猫3匹は手放すと言うことで話を進めることができました。

病気で働けない父と若い子ども3人の4人家族、
子どもたちが派遣やパートで働き始めたために
生活保護が打ち切られた家庭です。
しかし、低収入、物価高騰と生活がギリギリのようで、
生活保護でなくなったゆえの生活困窮の典型のような家庭でした。

猫は可愛がられており飼い主には慣れていますが、
手術費用もなく、交通事故やカラスにやられ、
長年、生まれてはいつの間にかいなくなっているを繰り返していました。

家族全員が可哀想な命の生産を繰り返しているということに気付かず、
猫を飼うには医療費が必要であるということも、
室内飼いしなければならないという知識もなく、
家の中は物とゴミで溢れ、少し物を動かすとゴキブリが
ザワザワと動くような環境です。

色々な面で家族全体への支援が必要な家庭ですが、
子どもたちが若く生活保護ではないので、何の支援も入っていません。
福祉の隙間にいる方々なのだと思います。







 

 

 

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【 支援物資をお待ちしております!! 】

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。