事例142 身動きできないキャリーで育った子猫と多頭飼育（見附市）

5月初めに、猫がたくさんいるお家がある、子猫もいるようだ。と相談がありました。

相談者さんと一緒に様子を見に行くと、家の中に成猫が2匹、300gほどの子猫6匹、他にもいると連れてきたのが、1個のキャリーケースに3匹一緒に入っていた生後半年ほどの子猫たちでした。キャリーにぎゅうぎゅうに入れられた子猫たち。驚く事にこのキャリーで飼っているというではありませんか！

緊急性を感じ、数匹は手元に残したいという飼い主を説得し、キャリーの子猫3匹と乳飲み子猫6匹＋母猫の計10匹を翌日に保護しました。
飼い主は外にも餌やりをしていた猫がいましたが、繁殖制限手術はどの子にもしておらず、このままでは、すぐにまた猫が増えるのは目に見えています。

猫の手募金を使わせていただき、家の中と外、合計9匹に避妊去勢手術ができました。
成猫2匹は飼い主の元に戻し、今後は猫を増やす事ないように、行政と協力し見守っていきたいと思います。

キャリーで育った3匹は、理解ある里親さんに3匹一緒に譲渡され、現在はびのびと幸せに暮らしています。
子猫達と母猫も、それぞれ新しい家族の元へ譲渡されました。
皆様からのご支援に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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【 支援物資をお待ちしております！！ 】

徐々にですが子猫の保護が増えてまいりました。皆様からのご寄付をお待ちしております。

よろしくお願いいたします。