医療者のコミュニケーション 吉良信史です。


連休になりますね。
子供は、ボーイスカウトに出かけています。
もちつきを行うそうで、いい経験になりますね。


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昨日の診療後に、スタッフと話をしていました。

内容は、スタッフの家族で起こったこと。



そのスタッフの家族は、大の仲良し。
医院にも遊びに来てくれたりしています。

そんな中、家族の中で、ある一言がきっかけで、すぐに喧嘩のようになってしまうことがあるということを聞きました。


その一言は『なんで?』



例えば、
「ご飯食べた方がいいと思うよ」と行った時に「うんちょっと待っていて」という会話。
どこの家庭にもあると思うのです。


でも、その後になかなか食卓に着こうとしない。
何回かそういうやり取りをした後、
『ご飯食べなよ』といったあと、『何で?』 と言ったらしいのです。


その後は、どうでもいいような会話が永遠と続き、結局両者とも嫌な気分のまま食事をしたということでした。




ちょうどその会話を聞いていたきら歯科のスタッフ(コミュニケーションセミナーに参加してセンスをつかみ、磨いている)は、その状況を見ていて、あとから二人と会話をしたようです。




すると、『ご飯食べなよ』の発言をした方は、客観的に自分のコミュニケーションを見つめた後、”そうか、私は、相手の状況を聞こうとしないで、自分の意見を押し通そうとしていた” とい事に気が付いたようです。

『何で?』と発言した方は、「(私は、今○○をしているからもう少し待っていて欲しいのに、)何で(そんなにしつこく行ってくるの)」という、”自分の気持ちをぶつけてしまっていたし、一言で終わりにしていた”ということに気が付いたようです。


お互いに自分のコミュニケーションの形を気付けたようで、それ以降は、感情に振り回される前に自分から気付くようにだんだんとなっていき、相手にどう伝わるか、相手に伝わるように話すにはどうすればいいのかなどを観察しながら、コミュニケーションをしているようです。


という話を聞きました。




何気ない一言で、相手の感情に波をたててしまうと、その後やろうとしていたことや本当に伝えたいことなどを伝えるまでに、余計な時間やエネルギーをかけてしまうなぁと感じています。
スタッフの話を聞いて、自分事として、もっと会話の質を上げようと思いました。