医療現場のコミュニケーション講座 主催の吉良です。



あり方は、ほんとに重要だな~と、このごろ、いろいろな場面で気づかされている。



ちょっと前までは、『あり方を探究し続ける』ということの大切さがわからなかったし、知らなかった。



だから、ちょっと何か問題があると、やり方を変えることで解決しようとしていた。

もちろん、これも正しいのだけれど。
でも、同じ質で、やり方だけを変えたとしても、結果があまり変わらないことが多いということにも気がついた。


そりゃそうだ。


運転手が同じなら、軽自動車に乗っても、スポーツカーに乗っても、見た目や性能は違っていても、その運転の本質は変わらないだろうから。
注意散漫なドライバーなら、何を載っても注意が散漫。
スピードを出すのが怖いドライバーなら、どの車に乗ってもスピードは出ないだろうし。




これが経営者の立場だとしたら・・・



『院長として、経営者としてのあり方を見た方がいいのかも』


以前、そういう風に言われた時がある。


それは、病院の業績が落ちてきていたころ。
何で悪化してしまうのか。
もちろん経営的なやり方としての部分では見えていたり。
どうすればいいのか。
やり方は、いろいろあったし、実際それを駆使していた。

でも、結果はあまり変わらない。
一瞬良くなったように見えても、すぐに元に戻ってしまう。


その時には、結局、ノウハウはタイミングが合わなければ結果がでないよなぁ・・・
だからいろいろな方法をやりつづけるのか・・・

こういう風に思っていた。



でも、藤田コーチに個人セッションをしてもらい。
自分のあり方を見直すようになってきてから、特にやり方を変えなくても自然と業績が上がってくるようになった。

さらに驚いたことに。
あり方を探究し続けていくと、今までのやり方や作業の流れ、ノウハウなどの機能していないところや、それに対しての改善点が自然と見つかるようになってきた。




どういうあり方が機能するのか。
意図したものを前進させるために。

それを常に探究している。