でも、どうやって聞けば、相手の本音や心の状態がわかるのだろう…


『先生の今の状態が、相手を創りだしているとしたら?』

相手の状態は、自分の状態・態度・コミュニケーションからの反応で起こっている。
なるほど、ということは、こちらが変わらない限り、うまく進めないということか。



私自身は、この時に自分が変わろうと思いました。
もともとは、スタッフに育ってほしい、もっと上を目指してほしい、という風に考えていましたし、せっかく仕事をするなら、楽しい職場にしたいという風にも思っていたからです。

その時の医院の状況としては、そういう私の思いとは違う結果が現実に起こっていたということになります。


だからこそ、その現状を何とかしたいなと思っていたのも事実で。




心の中では、相手に自由にしっかりと仕事をしてほしい、と思いつつ、実際には自分の思い通りにいかないとそのギャップから感情的になり、イライラしてしまう…

そういう風に気がついたのです。



では、どうすればいいのか。

・・・・

???




『先生は、せっかくスタッフさんのことをそんなに思っているのですから、それを打ち明けてみるというのは、いかがですか?勿論、その時に、今までうまくできていなかったことも事実であるのですから、そこも伝えた方がいいでしょうし。』


そうか・・・
話していたつもりでも、心をしっかり開いてくれていなかったのかもしれないなぁ。
確かに、自分が相手を評価してそういう風にとらえてみていたから、相手もそういう状況になっているのだし。
それを自分のなかで、さらに相手を評価することを加速させていって、イライラという状態になったのかもしれないなぁ。


まずはスタッフに詫びなければ。
そして、これからも一緒にやって行きたいということと、一緒にやってくれるのかどうかを聴かなくちゃ。





うまく伝わるかどうか。
全然自信がなかったので、直接話す前に、手紙を書きました。