こんにちは
きら歯科クリニック 吉良信史です。


なぜ私が、「社員との人間関係をクリアにする」というブログを立ち上げたのか。


最初の投稿なので、そこから書きだそうと思います。



以前、私はすごく人間関係が苦手でした。
口下手で言いたいとことが言えずにいたり、人見知りが激しくてなかなか人とうちとけられない。

この自覚は、高校生の時には顕著にありました。

部活はバスケットボールをしていましたが、その仲間も親しい親友というところまではいかずにいました。
学校の帰りには、友達と一緒に帰るのですが、自分からは話もしないで(できないで)いました。

そもそも何を話せばいいのかわからない。
相手が会話を振ることもないので、ただ同調して笑顔でいるだけ。



高校・大学・社会人になっても、その状態は大きく変わりませんでした。


歯医者として開業してからも状況は同じです。
患者さんとの会話は、決まった内容のことしか話せない。
それでも、聞くことはできたので、患者さんの話を聞くということだけで、何とかコミュニケーションをとっている状況でした。



そんな中一番困ったのは、社員・スタッフを雇おうと思ったとき。
どういう風に接すればいいのかが、全く分からなかったのです。



何を話せばいいかわからない。
というよりも、仕事の指示が出せない。
今思えば、その時の感情は、『相手に対して嫌われたくない・やめてもらっては困る』というようなことでした。



もちろんそんな状況では患者さんから先生にお願いします!!という状況にもなりにくいわけで。
スタッフからも何を考えているのかわからない・・・という評価だったと思います。




今では、スタッフたちとの信頼関係もしっかりとれている状況になっています。
当然、患者さんに対してもスタッフみんなが、『○○さんがよかったと笑顔で帰ってもらう、ためにはどうすればいいのだろうか』ということを意識しながら診療にあたれるようになっています。

よくスタッフに、『先生変わったよね~』ともいわれますし、昔から来院されている患者さんからも『先生は前と全然違うよね』と言われることもあります。


確かに、スタッフや患者さんと話をしたり、悩みを聞きながら一緒に解決したりという時間がとても楽しいと感じるようになりました。



まさか私自身があるセミナーで講師をしたり、スタッフ全員がホワイトニングセミナーで講師をしているというのは、開業当初では夢のような話しでした。





でも、実際に色々な経験を通して今のような、コミュニケーションを大切にした”場”を創ることができているのです。


ある先生に言われました。
『先生のスタッフはみんな当たりでうらやましいよ』


決して優秀な人材を採用したから、こういう結果になったというわけではないのです。
どちらかというと、みんな凸凹(私を含めてね)

そんな感じでも、私たちのように変わることができるということを伝えたいと思ったのです。



実はできないからこそ、経験を踏まえて成長したからそこわかることがあります。
それは、もともとできている人には決してわからない部分です。

その成長するポイントは、いくつかあります。

そのポイントさえ押さえていけば、必ず成長するという部分です。



それをどういう風に現場に落として経験してきたか。

その部分を伝えて聴ければと思います。