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20. ゼプリオンと頭ん中が宇宙人
注射剤などの精神科治療を否定するものではありません。ベンゾ減薬治療専門病院に行き。
ベンゾ系抗不安薬、睡眠薬の断薬ができた。
しかし症状はどんどん悪化していった。
医師はこのまま症状が悪化した場合
インヴェガを9ミリに増やすといった。
そしてゼプリオンと言う注射を勧めてきた。
そう、薬をインヴェガに変えて
一旦量を増やしたのは、成分が同じパリペリドン
のゼプリオン注射剤治療をする為だったのだ
医師はゼプリオンのメリットについて説明した。
血中濃度が一定に安定する
飲み忘れがない
症状が安定する
再発率が低いこの病院の患者さんは注射剤の投与で
ほぼ入院する人がいないとのこと。
入院がとても辛かったのでこれには魅かれた
…また納得してしまった。
この医師の説得力は凄かった。
退院後の不安と疲れなどで
私は普通の精神状態ではなかった。
転院先の医師を頼るしかなかった。
変薬途中、症状悪化でとても難しい状況であった。
そして病状はどんどん悪化した。
人混みが怖い
人と話せない。人が怖い。
会話が出来ない。
頭の中がまとまらない。
頭の中がごちゃごちゃする。
単語を発する。
テレビなど見れない…
など統合失調症の症状であった。
私は、ゼプリオンについて調べた。
主人と相談した。
注射治療により死亡者が多くいる事などから
この治療は危険じゃないかと結論を出す。
次の診察で恐る恐る断ると…
「 この治療をすれば学校に行ける確率80%
今のままなら40%です。」
また凄い勢いで説得される。
何回か断ったのだが
この病院で注射治療をしない選択肢は
ないのである。
もう転院するしかなかった。
私は毎日転院出来そうな病院を探した。
問題は紹介状である。
入院していた病院に聞くと今の病院で書いてもらってくれとのこと、今の病院で紹介状を書いてもらうなど不可能に近いことである。
紹介状なしで転院出来そうな精神科はなかった。
「 宇宙人に頭の中乗っ取られる！！」
娘は帰り道に頭を抱えてうずくまった！
もう学校なんか行ける状態じゃない
普通に過ごすのもムリであった。
後から症状が出てくると何かで読んだ事があった。
もう後がなかった…
早くこの病院から逃げよう…
私は毎日必死に診てもらえる病院を探した…
期間限定公開実はこのブログにでてくる娘
アメブロ やってるんですよ
親子で全く性格、捉え方、感じ方が違いますので
読み比べてもらうとおもしろいです
限定で後で消します
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