革命的フラクションのメンバーたちやマル学同員・全学連フラクションのメンバーたちにとっては、いや常任メンバーたちにとってさえも、プロレタリア世界革命とは何であったのか。それは、自分がそれを実現するためにどうするのか、というように考えるものではなく、日本共産党の大衆運動の方針への批判において、「その根拠は修正資本主義路線にある」というように暴露するときに、頭に浮かぶか浮かばないかという程度のものであり、また、たまにもたれることもあった・レーニンの『二つの戦術』やトロツキーの『結果と展望』の学習会で思いおこすものであり、さらに黒田寛一の著書のなかにでてくる「共産主義的人間の共同社会」や「永遠の今」をおのれの心の支えにする、というようなものであったのではないだろうか。総じて、プロレタリア世界革命を実現するためにこの私は何をどうすればいいのか、というように思い悩み苦しみ思索したものではないのではないだろうか。

 このことは、黒田寛一が『組織論序説』から『日本の反スターリン主義運動 2』へと飛躍したときに、「運動づくりと組織づくりの弁証法」の「運動づくり」を「プロレタリア階級闘争の創造と推進」ではなく「大衆運動づくり」におき、松崎明を「ケルン主義」と批判して、「ケルン」=「前衛組織」に換えて提唱したところの「革命的フラクション」と「前衛党組織=党細胞」とのあいだに万里の長城をきずいたことに、根拠をもつのではないだろうか。

 私は、いろいろと検討してきた今、このように感じるのである。

 

 

 

 われわれの基本文書と英文を私のホームページに掲載しています。見てください。メインページの右上のメニューのところの「基本文書」「ENGLISH」をそれぞれクリックすると出てきます。

 また、創造ブックス発行の本については、その全文のPDFファイルを順次ホームページに掲載しています。読んでください。

 

 北井信弘・創造ブックスwebsite:    https://n-kitai6.webnode.jp

 北井信弘・創造ブックス ホームページ:https://n-kitai8.webnode.jp

 

 私のメールアドレスは、nbkitai@yahoo.co.jp です。

 自分のおいてある場の現実をかえていくために論議していきましょう。

 私のブログへの感想や、生起している問題についての疑問・考えなどをお寄せください。私に連絡をくださるばあいには、このアドレスにメールを送るようにお願いします。

 私に手紙をくださる方は、本に書いている住所に郵送してください。

 あるいは、メールを送ってくだされば、住所をお伝えします。

 

 革共同革マル派・探究派のブログも見てください。

 「探究派公式ブログ」:

 https://tankyuka.hatenablog.com ででてきます。

 

 松代秀樹著『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(プラズマ出版)は、全国の丸善・ジュンク堂書店、紀伊國屋書店、書泉グランデ4階(神保町)、模索舎(新宿)など、全国の主要書店で販売中。

 松代秀樹編著『松崎明と黒田寛一、その挫折の深層 ロシアのウクライナ侵略弾劾』など、プラズマ出版発行の本については、プラズマ出版のホームページを見てください。

 プラズマ出版:https://plasmashuppan.webnode.jp