地球の自転の速度です。地球の自転というのはご存知の通り1日24時間で1周すること。
例えば赤道辺りを一直線にしたとすると4万㎞。1日24時間で4万㎞動くので速さにすると実に時速1700㎞。簡単に言うと新幹線の時速280㎞の6倍ちょっとの速さ。そんな速さで回っている地球にしがみついてる僕らも時速1700㎞を慣性の法則に従いながら生活している事になって、まさに超高速の日常なわけで、重力のお陰でくっついていられて、もし地球が緊急ストップしたら、地球にあるもの全て時速1700㎞の速さで前のめりに吹っ飛ぶことになる。自転の反対方向へ時速1700㎞で走ってやっと、その場にとどまる事が出来る計算になる。今からわずかでも時間が進んだら、その瞬間には何㎞か進んでしまうね。
そう考えると「今」という概念は物理的にもあってないようなものなのかも知れない。「今を生きる」とか「今を大切にする」をして初めて未来や過去を区別できるのと同じくらい、時速1700㎞は「今」からの時の流れを物理的に教えてくれるのかも知れないなぁ。
タイムイズマネー、早起きは三文の徳、覆水盆に返らず、時短レシピ、近道。時間だけは皆平等で、それならばいっそ全人類時間の有効活用ランキング第1位を目指したいね。
「今」出来ることは何だろうなあ。