「ボタンを押してないのに必ず4階で止まるエレベーター」 | ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

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海外生活28年、現地でのオモロ苦労話や、時々する旅話をつぶやいています。

2月下旬、少々お天気が崩れていた、まだ夏のニュージーランドです。

 

私はオークランドのホテルでハウスキーピングとして働いています。

多種多様な民族がいる多国籍な職場です。

 

本日はなんとも不思議っぽいお話。

 

 

職場ホテルのスタッフ用エレベーターは必ず4階で止まります。

カードキーをかざすとボタンを押してないのに自動的に4階のランプがつき、有無を言わさず4階に、、、。

 

さらに、4階にある倉庫のドアノブが切られてます。

重機とか利用しない限り絶対に切れないほどの厚さのドアノブが半分ないんです。

 

そして、汚れたリネン類を放り込むリネンシューターというのが各階にあるんですけど、4階のリネンシューターの扉だけ開かない。

鍵を回しても回しても、絶対に開かない。

 

恐怖〜

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

いえ、全然怖い話じゃないんですよ。

もともとNZ、4という数字になにも意味ないですから。

しって日本語ですからね(笑)

 

原因は、同僚のシウ。

4階客室の清掃を担当しています。

 

彼女、すごい怪力なんです。

 

エレベーターのボタンもすんごい圧で押しちゃうからボタンが戻らなくなっているだけですし、ドアノブは彼女の重すぎる台車が体当たりして割れたらしいし、

リネンシューターも乱暴にカギを回しすぎて壊れちゃった。

 

何度直しても壊すので、もう直さない方向で行くらしいです😂

 

一度彼女の台車を使わなきゃいけなかったんですけど、すぐにスーパーバイザーに電話して言いました。

 

「台車が重くてエンジンがなければ私には動かせません。」

 

重くて重くて動かそうとしてもピクリともしないんです。

 

スーパーバイザーは爆笑してくれたけど、納得もしてくれました。

彼女、整理整頓が出来ないから台車にぜーんぶ溜め込んじゃうんです。

月に何度かマネージャーのジャッキーが一緒に整理整頓しているんですけど、数日で脅威の重さに。

 

ウチのホテルの4階はVIPルームもあるんですけれど、夜中でもスタッフ用エレベーターは4階まで上がってくるので一晩中のエレベーター到着音「チンっ!」からは免れられません。

 

もしお泊まりになる方がいらっしゃいましたら、4階はお避け頂くことを強くおススメ致します。