紀伊国の和歌浦めぐり④ ~徳勒津宮~ | NAVI彦 ~つつがなき神さまめぐり~

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神社めぐりをしています。
その土地ならではのお話も、
さくっとまとめてます。

第14代・
仲哀(ちゅうあい)天皇
巡幸したという

徳勒津宮(ところつのみや)の
跡地です。

 



和歌山平野をつらぬく
紀ノ川(きのかわ)

 

かつて、
和歌浦(わかうら)に
そそいでいたといいます。

 

ここは、

旧・紀ノ川でもある

和歌川(わかがわ)と
 

大門川(だいもんがわ)との

合流地点にもちかく


大和朝廷の軍港まであったと

いわれているようです。

 



いまでは、
路地の奥にひっそりと
石碑がのこるばかりですが

 

むかしは、

国の中心地でもあったようですね。

 

紀ノ川や大門川に

ぐるりと囲まれたここは、

 

貿易や防衛で

すぐれていたのでしょう。

 

 

所在地は

グーグルマップによると

 

仲哀天皇徳勒津宮跡

和歌山県和歌山市中之島288−14
 

とありました。

「中之島」は、ここが
川にかこまれた島だったことの

名残りだといいます。



石碑は
江戸時代のもので、

紀伊続風土記(きいぞくふどき)を
編さんした

漢学者の
仁井田好古(にいだこうこ)によって
建てられようです。

明治時代までは、ここに
神社まであったといいます。

いまでは、
日前宮(ひのさきぐう)へ
遷されているようですね。

 

 

石碑には、
仲哀天皇ほかに


このあたりの地名である
新在家(しんざいけ)についても
書かれているようです。

戦国時代に
豊臣秀吉による
大田城の水攻めによって、

ひとびとは

家や田畑をうしない

この地を離れたといいます。

けれども、ひとびとは

この地に戻りたいと

せつに願っていたらしく
 

江戸時代になってようやく

新しい家が建ちはじめたことから
 

ここを

「新在家」というようになった

といいます。

徳勒津宮が荒廃したのは

このためかもしれませんね。

 

石碑は、ほかに
JR和歌山線のちかくにも
ありました。

 

こちらも、

空き地にちょこなんと

石碑があります。


こちらは
明治2年のものだといいます。

 

なぜここにあるのかは

よくわかりませんでした。

 



吹田総合車両所

日根野支所 新在家派出所の

南にあります。

 


おおよそ、このあたりが
徳勒津宮(ところつのみや)
とされるのでしょう。

 

 

さて、ここで一度

仲哀天皇の足跡を

まとめてみようかと思います。

 

まず、
仲哀天皇は即位すると

神功皇后
(じんぐうこうごう)を
妻にされたといいます。

 

 

 

そうして、ふたりで
敦賀(つるが)
氣比(けひ)神宮の地に

住まわれたようです。

 


また、このとき
淡路島(あわじしま)
屯倉(みやけ)をつくった

ともいわれます。

 


しかし、

1か月ののちにすぐ
徳勒津宮(ところつのみや)へ
巡幸したようです。

神功皇后は
気比神宮にとどめおいて、

2、3人の卿(大臣)と
数百の官人(官僚)を

つれていったといわれます。

 



けれども、九州で
熊襲(くまそ)がそむいた

とききつつけると、

またすぐに
発たれたといいます。

ですから、ここには
3か月ほどしか
滞在しなかったようですね。

 


九州進出の拠点として

まずは、山口県に

豊浦宮(とゆらのみや)

ひらいたといいます。

 

ここには、

神功皇后もよびよせて
7年ほど暮らしたようです。

 

ゆっくりと

地盤固めをしたのでしょうか?

 

 

九州進出後の拠点は

福岡県にある
香椎宮(かしいのみや)だと

いわれています。

 

仲哀天皇は

ここで亡くなった

されているようです。

 


しかし、

ご遺体はなぜか

 

山口県の

豊浦宮までもどされて

仮埋葬されたといいます。

 

 

ここからは、

神功皇后が政治をとって

 

三韓征伐まで

成功させたようです。

 

帰国後、神功皇后が

大和へはいったのちに

 

仲哀天皇のご遺体も

遷されたのでしょう。

 

大阪にある
岡ミサンザイ古墳

 

仲哀天皇の

陵(みささぎ)だといわれています。

 


仲哀天皇をめぐる旅も
すこしずつ深まってきています。

 

いずれ、

仲哀天皇の出生地ともいわれる

 

滋賀県大津市の

高穴穂(たかあなほ)神社にも

行ってみたいですね爆  笑キラキラ

 

 

紀伊国の和歌浦めぐり⑤ へ つづく

 

 

 

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