還暦になって変わったこと。




自分がどこで生きていくか。


ということに、人と比べることが

ずいぶんと減ったことです。


若い頃は、学生時代、

東京に住んでいたこともあって

田舎暮らしの良さは

余計に感じられなくなりました。



まぁ、自分のことややりたいことばかり

だったから余計そうなります。


憧れは、良いのですが

ないものねだりや

自己否定に傾く時もあります。


いまだに、東京は好きなとこですけど

自分の住んでいるところが

一番、落ち着くようになりました。




静かで、

自然の変化や音を感じれる

というのが、自分には相性が良いな。

と。


60で人生一巡したわけです。


色々体験したり、色んな場所に行ってみて

思うこともあります。


海外は、中国、アメリカ、メキシコ、

香港、シンガポール、韓国、ハワイに

行きました。


特に記憶に残っているのは、

旅行でなく、そこにしばらく滞在した

中国と韓国。


若いころは、外に目が向いていました。

それは、それで体験がつめましたし、

視野が少しは拡がりました。


でも、海外に行くよりも何よりも

自分の人生を大きく揺さぶったのは

結婚して、家庭を持ったことです。


思うにまかせなことが

多いからこそ

自分のことがわかってくる。


相手を通して、

自分のエゴも内面の感情も

わかる。


それはシンドイ時もありますが

豊かなものだなと

今は少しは言えるようになりました。


還暦を過ぎたら、

余計に時間が有限だと感じるように

なりました。

つまり「終わり」が近づいてくる。

すると、「生きる」ということが

どういうことなのか?

という問いが徐々にくっきりとしてきて

年齢は重ねるけれど

生きやすくもなります。





今からも、ミーハーな部分は

残しつつ、

足元を固めつつ人生2巡目に

向かいたいと思います。


人生一巡した上での

相談業は、視点が広くもなります。


そんなワケで

生き方や、在り方のアドバイスを

させていただいています。