【怒涛の教員時代プロフィールストーリー⑨】の続きです。

結構長くなってきましたね汗

 

 

教師の仕事を辞めてから、
民間の自己啓発の営業の仕事につきました。



以前そこの会社の研修に参加して、
とても感動しました。

(※25年以上前、成功哲学のセミナーは

  今みたいにいろいろありませんでした)



会社の方からも声をかけていただき、
転職したのです。

 

人の幸せや成功をサポートするのは、

とてもやりがいもあるものだと

感じて決めました。

 

 


ところが、はたでみるのと中に入るのでは、
また、全然見え方が違ってきました。

フルコミッションの営業です。

 


わたしの数字に一喜一憂する上司の

存在は、プレッシャーでした。


わたしは、世の中にこんな考えが広がったら 
元気を取り戻し、能力を発揮できる人
人増える・・・という思いでした。





理想で言っている事と
現実の現場での差。

 



当時、睡眠時間は、3~4時間。
夜になると上司に電話で数字の報告。



数字が上がっていないと
上司がイライラしているのが手に取るように
わかるのです。

当たり前の営業の世界です。



わたしは、会社の掲げる理想に夢をもっていましたが、
実際は、売り上げが求められる世界です。
「寝る暇はない~!!」みたいな。



ただ、この時、徹底的にプレゼンについて、
鍛えられました。


2年あまりの時間で、1000人以上の人の営業トークをし、(
こころからお話していました)

 

 


この間、小さな会社でしたが、

わたし以外は男性社員という中で
成約率は、毎月ほぼトップでした。



心を込めて話すという事。
間と空気を作るという事。
を徹底的に体験させてもらいました。

関わったお客様からのご紹介もたくさんいただきましたし、

その当時 お客様だった方の中には
20年以上たった今もお付き合いが続いて

いる方もいます。


 

 

 

 

どうしても、わたしの場合は、

気合で頑張ると、

ムリをやるとオーバーワークに

落ちいるクセが消えません・・・

 

 

競争や成果主義の世界に

ついつい魅力を感じる

自分がいるということだったのですね。

 




すさまじいハードワークで、
ある日、高速道路でふっと居眠り。

気づいた時は、目の前3メートルに車!

(この時の詳しい状況は、こちらの記事で)

事故を起こし、
会議に間に合わなくなったことを上司に報告すると、

「なにやってんだ~!!
馬鹿やろう!
ぼさーっとしてるからそんな目に合うんだ!!」


「・・・・・・・・。」

車は大破し、廃車。


会議に来れないわたしに対して、
カラダのねぎらいはゼロ!

そりゃー、わたしが悪い・・・


ケド


わたし、こんな時にこんなことを

言われるために人生 頑張って

働いているの?



頑張っていたこころの線がプッツって、
切れた気がしました。




わたしは、なにを求めて働いていたのだろう?

なぜ、働くのだろう?

何のために働くのだろう?

わたしにとって、大切なものはなんなのだろう?

頭の中がグルグル回り始めました。

 




こころは、辞めるをその時、決めたのだと思います。

でも、そこから数か月、意地で結果を出してました。

意地で頑張っているとき、主人と出会いました。

とにかく、男性社員の中に一人女性で、負けないよう頑張ってましたが、

負けないよう頑張るってそんな大切な事なのかしら・・・。

幸せってなによ~!!

そんなことを考えされてくれた会社勤め時代でした。

 

 

 

※この会社での経験は、人に伝える力や

  状況を判断する力を経験させてくれました。

  その後、この経験はとっても役に立つのですが、

  やめる時は、素晴らしい体験とは

  ちっとも思えませんでしたね~。

 


つづく