前回の続き、というわけではないが、ウイルスに関する以下の2つの記事も面白い。

https://www.asahi.com/articles/ASN645RLHN63ULBJ00K.html

新型コロナウイルスは肺だけでなく血管を浸食するウイルスでもあるらしい。

それなら余計に血管を構成する物質であるω3脂肪酸を多く摂る、つまりそれらを含む魚介類を多く食べ、血液循環を阻害する余分な脂肪(ω6脂肪酸)を減らすことが、ウイルス感染前の対策として有効だろう。

卵や肉類、乳製品、植物油等に多く含まれるω6脂肪酸は、免疫力を高める効果があるが、現代の食生活では、塩分やω6脂肪酸が不足することはないとされる。

私は血液中のコレステロール値が高い体質なので、昔から体内でのコレステロールの合成を抑える薬を飲んでいる。ただ体の薬への耐性ができたのか、徐々にコレステロール値が高くなったので、血液循環を改善する目的もあって、最近は卵や肉類、乳製品、植物油等の摂取量が少なくなるように食事内容を変えてきた。

その結果、立ちくらみや歩行中の息切れが少なくなったのに加え、動作が少し軽くなったような気がする。それに今年は花粉症の症状も軽かった。偶然かもしれないが、ω6脂肪酸の摂取量を減らしたことでその免疫力を高める効果が抑制され、アレルギー反応が低下したのかもしれない。

アレルギー症状を根治するには、免疫系と寄生虫との出会い、つまり人と寄生虫の共生関係が必要なようだが、ω6脂肪酸を含む卵や肉類、乳製品、植物油を食べる量と機会を減らすことでアレルギー症状を少しは軽減できるのではないだろうか。

ただ卵や肉類、乳製品、植物油等は大衆的な食材なので一般的に安価であり、肉類を魚介類等に置き換えた場合には少し割高になることもあるはず。

本来は好みの食事をすればいいのだが、コレステロールとω6脂肪酸の摂取量を減らそうとして、私は具体的に、卵とマヨネーズとバター、マーガリンの購入をやめ、ミルクは豆乳に替え、外食を含め肉と魚をほぼ半々の割合にして、サプリメントのフィッシュオイルを増やした。

パンやハムやチーズ、野菜ジュースは普通に買って食べる。ただパンにはバターやマーガリンのかわりにトマトベースのサルサソースをつける。バターやマーガリンに比べて少し高い買い物になるかもしれないが、その方が脂肪分は明らかに少ないので。

勿論、外食では料理に卵やマヨネーズやバター等が使ってあっても気にせず食べる。

これらで栄養も十分に確保できるだろう。

次は、これも生物学者の福岡さんの記事。

https://www.asahi.com/articles/ASN6C4G6HN50UCVL006.html?ref=hiru_mail_topix1

人間の体内にある自然ピュシスと脳内の理性であるロゴスとの対立という視点から新型コロナウイルスを評価している。ロゴスはピュシスに勝てないというご意見。

最後に出てくる以下の文句は、STAR TREK: TNGでボーグ(Borg)が発する言葉だろう。

"レジスタンス・イズ・フュータル=Resistance is futile.(無駄な抵抗はやめよ)"

STAR TREK: TNGの続編といえるSTAR TREK: Picardという名の新シリーズがあり、私はAmazon prime videoで、パソコンのHDMI端子からTVにつないで見たが、最初のシーズンで話が完結しているので、シーズン2は作成されないのかもしれない。

なおSTAR TREK: Discoveryは4つのshort trekを含めシーズン2までBD-RとケーブルTVで楽しんだ。

さて、今回は電灯のLED化の話題を取り上げる。

数年前から自宅の電球を順次LED電球に取り換えてきた。電器店でLED電球を見ると、比較的安くなっていたので。なおLED電球でも普通の電球と同じく口金のサイズに違いがある。だから取り換える予定の電球の口金のサイズをあらかじめ確認しておくのは必須。LED電球の発光色は旧来の電球色と昼光色があるが私は蛍光灯と同じ昼光色にしている。

自宅の電球はLED化を始めたものの、年に三回程度しか帰省しない実家ではLED化は進めていなかった。ただ一昨年かもっと前だと思うが、実家の居間の蛍光灯がつかなくなった。蛍光灯自体の変色は進んでいないのでグローランプが切れたのだと思ってグローランプを探したがない。どうもインバーター方式の蛍光灯だったようで内部の回路が壊れたのだろう。だから蛍光灯本体を買い替えるしかなかった。

電器店に行って蛍光灯本体を探したが、本体は殆どLED蛍光灯に置き換わっていた。ただ価格にしてせいぜい一万円程度だったので一万円以下のLED蛍光灯本体を購入。

取り付けは昔からある角型のコンセントのような部分を差し込んでねじるだけで、取り外しはその逆。その角型コンセントの正式名称は、角型引掛シーリングというらしい。

実家の居間の蛍光灯をLED電灯に変えたのだから自宅の蛍光灯もLEDにしたいと思って、自宅の蛍光灯を調べ始めた。

実家の蛍光灯は角型コンセントから取り換えるだけで電灯本体の交換が済んだが、私の自宅のマンションは天井が低いせいか、角型コンセントから蛍光灯本体がぶら下がっている方式ではなく、蛍光灯本体が天井に直付けされているように見える。

カバーをはずして調べると、天井に直径10センチ程度の丸い金具が木ネジで止めてあり、その金具にボルトでネジ止めする形式で蛍光灯本体を天井に固定している。もちろん金具の中の天井板の部分に穴があいていて、電源ケーブルが通してある。

なお電源ケーブルの先は宙に浮いた角型コンセントになっている場合が多く、その角型コンセントから蛍光灯本体の電源をとっている。

だから実家のように角型コンセントの取り外しだけで蛍光灯本体の取り換えはできない構造になっていた。

それで一旦は自宅の蛍光灯のLEDへの移行はあきらめていたのだが、所用で電器店に行った際に、20型や30型の蛍光灯の1本1本を各ソケットからそのままLEDに置き換える商品が販売されていることに気がついた。

再度、自宅の蛍光灯のカバーをはすして、どの型の蛍光灯が使われているか調べた。

自宅には居間、台所、寝室1、寝室2に蛍光灯があって、居間の蛍光灯は丸形の30型が3本のタイプ、台所の蛍光灯は直線形の20型が2本のタイプ、寝室1と寝室2は丸形の30型1本と40型1本からなるタイプだった。

その他に玄関の足元を照らす低い位置に直線形の20型が1本、流しに20型がさらに1本あった。

改めてネットで調べてみると、20型と30型のタイプのLED 蛍光灯はありそうな感じだったが、40型は見つからなかった。

その為、まず台所の20型の蛍光灯2本をLEDに代えることにした。

20型のLED蛍光灯2本をネットで購入しその説明書を読んでみると、グローランプと安定器を取り外す必要があった。

20型の普通の蛍光灯と20型のLED蛍光灯はサイズも4ピンの電源コネクタの形も同じなので、台所の20型2本の電灯本体にそのままセットできる。グローランプは蛍光灯と並列に並んでいるので外すだけでいいが、安定期は蛍光灯に直列に接続されているので、安定器に入っている2本の電源コードを切ってそれを直接つなぐ必要があった。

電源コードをつなぐには、そのビニールの被覆にハサミで切り込みを入れて挟んだまま横に引いてビニール被覆を1センチ程度切り取って銅線を露出させた。それをもう一方の電源コードにも行い、露出した2本の銅線部分を同時にペンチではさみねじってつなげ固定した後に、ハンダ付けした。
   
ハンダ付けは、つなげて固定した銅線部分にハンダごてをあてて待ち、銅線が十分熱くなった後にハンダを接触させ溶かせばいい。

その作業を椅子に登り台所の天井にある電灯本体を見上げながら行う必要がある。

勿論、2本のLED蛍光灯を取り付けるために2箇所の安定器をはずす必要があるので、ハンダ付けも2箇所必要となった。

実際には安定器をはずさなくてもLED蛍光灯は点灯するらしいが、安定器は不要で、はずした方が消費電力がより少なくなるらしい。

なおハンダ付けした箇所をビニールのテープで巻いて保護すべきだが、ビニールのテープがなかったのでプラスチックのメンディングテープで間に合わせた。まあ何も巻かないよりはマシか、といった判断。

次に居間や寝室の丸い30型と40型の蛍光灯については、30型のLED蛍光灯はあるが、40型のLED蛍光灯がネットで見つからないことから、先延ばしにした。

ただ居間は30型3本なので、LEDに交換できないこともなかったが、カバーをとって調べるとグローランプ方式でなくインバータ回路のようで、配線も白く塗装された金属に覆われて見えなかった。

交換するとすれば電灯本体を取り外し白い金属の覆いを取る必要があり、蛍光灯が3本なので配線の切断は、最低でも2x3で6箇所、ハンダ付けは3箇所と予想されて、かなり面倒臭そうだった。

数か月後、半年以上後だったかもしれないが、改めてネットで丸形のLED蛍光灯を調べていると、従来の32型+40型の蛍光灯の組み合わせを、丸形のLED蛍光灯1本で置き換えられる商品が見つかった。サイズ的には40型の蛍光灯の金具にセットする商品で、32型と40型を合わせた程度の明るさがあるらしい。

そこで寝室の一つの30型+40型の蛍光灯をこのLED蛍光灯で置き換えることにして、ネットで購入してみると、その電源への接続方法は蛍光灯の各ソケットではなく、蛍光灯本体の電源をとる角型コンセントから直接電源をとる方式だった。これだとグローランプも安定器も経由しないわけで、わざわざ電源コードをカットして接続しなおす必要もない。非常に楽な交換だった。

もう一つの寝室の30型+40型の蛍光灯は、昔、蛍光灯を交換した後にカバーを正しくセットできてなくて、窓を開けていた時に強風で落ちてしまい、カバーの端が欠けた。電器店でカバーだけ購入しようとしたが、既にその部品は購入できなくなっていたので、カバーを含めた蛍光灯本体を交換したいと思っていた。

そこで次は、蛍光灯本体をLED蛍光灯に代える方法の検討を開始。

LED蛍光灯の正式名称はLEDシーリングライトというらしい。LEDシーリングライトを天井に取り付けるには、引掛シーリングとか引掛ローゼットと呼ばれるいくつかの方式の器具が必要らしい。角型コンセントである角型引掛シーリングもその一つだ。

つまり取り付け用の器具をどれか選んで、それを自宅の天井につける必要があった。

再び蛍光灯のカバーをはずして自宅の蛍光灯が取り付けてある金具のサイズをメジャーで計ったところ、円形の金具の直径は12センチだった。

この円形の金具と同じサイズの引掛シーリングか引掛ローゼットを選ぶのがいいと思ってネットで調べると、円形で直径12センチのフル引掛ローゼットが見つかったので、フル引掛ローゼットとLEDシーリングライトの購入を決定。

なおLEDシーリングライトは居間と残った寝室のうち、蛍光灯の下にテーブルが置いてある居間の方がテーブルに上がって作業できるため作業しやすいと考え、居間用の八畳向けのLEDシーリングライトをネットで注文した。

届いた商品のうちLEDシーリングライトは普通の電化製品だったが、フル引掻ローゼットはただの部品の梱包で説明書もなかった。

具体的な作業はまず居間の以前の蛍光灯本体を木ネジで固定してある直径12センチの金具を残して取り外すことから始めた。この金具も取り外してフル引掻ローゼットに付属している金具に取り替えた方がすっきりするが、木ネジの取り外しと取り付けは面倒だし、普通のネジ2本でフル引掻ローゼットに付属している金具を天井に残した金具に取り付け可能だったので、少々嵩が高くなるが、金具の上に金具をネジで固定した。

勿論、残した金具に直接フル引掻ローゼットを取り付けるのは無理そうだった。

なお電源ケーブルの先に角型コンセントがついている場合を含め、2本の電源ケーブルの先を切断する必要があるのは言うまでもない。

次に電源ケーブルをフル引掻ローゼットにつなげる必要がある。

フル引掻ローゼットの天井側には穴が4個あいていて、そのうち2個に電源ケーブルをつなげるのは明らか。残る2個の穴はさらに並列に電源ケーブルを延長して次の電灯に電気を供給するためだろうが、天井の穴からは電源ケーブルが2本しか出ていないので、その必要はない。

フル引掻ローゼットの裏蓋のネジを外すと、2個の電極と4個の小さい板バネが出てきた。

最初、この電極に電源ケーブルの端のビニールを取り除いた銅線部分をハンダ付けしようとしたが、なかなか難しい。その時、フル引掻ローゼットの天井側の裏蓋には穴が4個で小さい板バネが4個あることに気づいた。穴の数と板バネの数が同じ。つまり穴に銅線部分を差し込んで電極と板バネではさみ固定すればいいのだ。

ハンダ付けは不要で、簡単な作業となった。

2個の電極と4個の小さい板バネをフル引掻ローゼットに戻して裏蓋をネジで止め、2本の電源ケーブルの銅線部分を穴に差し込んだ。

こうしてフル引掻ローゼットに2本の電源ケーブルをつないだ。

フル引掻ローゼットをネジ2本で金具に固定して、天井へのセッティングが完了。

あとはLEDシーリングライトに付属しているアダプターをフル引掻ローゼットに接続し、そのアダプターにLEDシーリングライ本体を取り付けた。

残る寝室の蛍光灯も同じ方法で六畳用のLEDシーリングライトに置き換えた。

最後まで残った玄関と流しの各1本ずつの20型蛍光灯には、安定器が見当たらなかったので、グローランプのみ取り外して20型LED蛍光灯に替えた。

こうして自宅の全ての蛍光灯がLEDに置き換わった。

この自宅の蛍光灯をLEDに置き換える作業は、昨年から今年の4月までの間に行ったもので、当初は今年の前半に記事にするつもりだったが、新型コロナウイルスの影響で少し先延ばしになった。

新型コロナウイルスによる不景気が深刻だろうが、金銭的な余裕があれば、各自が娯楽や衣食住に少しずつより多くのお金を使っていくことで、景気は少しずつ改善されるはずだ。