謹賀新年、今年もよろしくお願いします。
昨年末は12/30(月)実家に帰省。混雑を避けて1/7(火)に自宅に戻る予定。1/8(水)に歯医者の定期検査の予定が入っているので。
最近は特に私の記事が長くなっている。自作プログラムのソースコードを含めると記事が必然的に長くなるし、物理の数式の記事でも読者が中学や高校の数学を忘れている場合を考慮して丁寧な説明を加えて途中の数式の変化のステップも多くしたため、それも記事を長くする要因となった。
もともとネタ切れから自作プログラムや物理の数式を取り上げたが、今後は記事を短くすることによって、ネタ切れ対策をしたいと考えている。
さて、私は出不精なので、自宅にいる時間がほとんどだが、自宅にいて一番迷惑なのが見知らぬ営業マンからかかってくる電話だ。その時にやっていることを中断し、音楽を聞いていればポーズにするか音量を下げる必要もあり、固定電話まで急いでいくかスマホがある場所を探すことも強制される。最悪の場合、寝ているところを叩き起こされる。
その見知らぬ営業の電話にも、最近、新手が現れたようだ。
急いで固定電話やスマホに対応すると、既に電話が切れている。あるいは一度電話の呼び出しが鳴っただけですぐ切れる、いわゆるワン切り。
最初は、相手が番号を入力した後で入力間違いに気づいて電話を切ったのだろうと考えて気にしなかったのだが、どうも050で始まる電話番号から多く間違い電話がかかってくるようだし、東京03から始まる固定電話からかかってくる場合もある。つまり同じ番号から何回も不審な電話がかかってくる。
私はナンバーディスプレー契約をしているので、固定電話でも相手の電話番号がわかる。そこで受話器を取った時に電話がきれた電話番号やワン切りの番号に何度かこちらから電話をかけたことがある。
その中の一つは電話の保留中に流れるような音楽が流れた後、全く知らない会社の営業マンが出てきてその会社を営業を始めた。その他の場合も音楽は流れなくてもすべて営業マンが出てきて嬉々として営業を始める。
それで気付いたのだが、相手がナンバーディスプレー契約をしていることを前提として、すぐ電話を切ったりワン切りすることで相手に不審に思わせ、ナンバーディスプレーで記録に残った電話番号に電話をかけさせる手法なのだ。
保留中のような音楽が流れるケースは、パソコンのIP電話ソフトか専用機で相手が電話に出るとすぐ電話を切るように設定しているのだろう。つまり予め登録しておいた多数の相手の電話番号に自動で電話をかけて切ることを繰り返しているはず。
この営業電話の手法の利点は二つ考えらえる。
一つは当然ながら、電話代の節約になる。もう一つは、違法な手法で入手した電話番号を使用して電話をかけているのだから、その点を突かれると苦しい対応にならざるを得ないが、こちらから電話した場合は、その言い訳が不要だ。
確かに幸運に恵まれれば上手くいくケースもあるだろうが、何度も同じ相手に同じ手法を繰り返していて相手が気づかないと思っているのだろうか?
そして相手がその手法に気づいた場合、まさに詐欺に近い営業手法と考えて、完全にその会社を信用しなくなるとは考えないのだろうか。
全く相手をバカにした営業手法で、完全に常識を欠いた浅はかな営業だ。
腹が立った私は、何度かそんな営業の番号にこちらから電話して、嬉々として営業の担当者が電話にでると、"このどアホウが!"、と叫んで電話を切ったことがある。
いかんいかん、怒りは不整脈によくないので、自重せねば。
また別の新手の営業の電話もある。
私が電話に出ると、いきなり自動応答メッセージが流れる。アンケート調査でよくある形式の電話だが、それらの自動応答メッセージの内容は調査を行っているように見せかけてはいるものの、よく聞くと営業の電話だ。
それに気づいて否定的な応答を行った場合でも、後日人間の営業マンから自動応答メッセージに答えたというだけで電話がかかってくる場合があった。
私は勿論、その営業の人間にも完全拒否の姿勢で、さっさと電話を切った
例えば郵便物の不在配達時の再配達依頼のように、こちらからサービスを依頼するために私から電話をかけた場合は、自動応答メッセージが流れても普通に対処するのは当然なのだが、こちらが電話に呼び出されたのに自動応答メッセージが流れること自体が、そもそも電話をかけた相手に対して失礼だと私は思う。選挙の予測時のように致し方ない場合があるとも言えるが、強制的に質問に答えさせる形になるから私に言わせればその場合も失礼で、意地の悪い私は、実際とは異なる無意味な回答をあえて答えた時もあった。
出ると切れる電話や無言電話やワン切り電話も相手に対して失礼。もし電話番号を間違えてをかけたのなら、すいません間違えました、と相手に謝るのは必須。
さて、ワンルームマンション等の投資用不動産に関する営業の電話についても触れておこう。
私は投資用不動産をいくつか持っているが、それに関して取引のない会社から頻繁に電話がかかってくる。勿論、全く知らない会社からの電話なので不正に入手した私の個人情報をもとに電話をかけているのは間違いない。
一般に投資用不動産は節税対策とか将来の年金の不足分を補うとかいう名目で新築のワンルームマンション等を販売する場合がほとんどで、そして販売後には節税の効果が少ないとか費用がかかるという理由で、購入済みの投資物件を売らせようとする。まさに詐欺みたいな舌先三寸の世界。
これらの不動産会社は購入や売却の際の手数料で儲けているのだから、名目や理由をでっちあげて多数回売り買いさせたいのが本音。
私にかかってきたそんな営業の電話の一つで、全く節税にはならないし住宅ローンや管理費や修繕費用で赤字になるだけなので売った方がいいですよ、という内容の電話があった。
私が逆に、そんな赤字だらけの物件をなぜ買いたいんですか、と質問してみたら、相手の見知らぬ営業マンは、あたふたと応答に困った様子だった。
私も決して頭のいい方ではないが、自分のセールストークの矛盾にさえ気づかない私以上にバカな営業マンがいるのは確か。
例外はあるだろうが、一般的には、営業や詐欺は度胸だけの世界なのかもしれない。勿論、善悪は別としての話。度胸とビジネスセンスの両方があれば出世や成功も可能なのだろうが、それはあくまでレアケース。度胸もビジネスセンスもない私には無理だが、度胸だけで世間を渡っていくのも一つの生き方なのかも。
さてそんな中古マンション物件の売買にも最近は新たな変化があるようだ。
電話だけでなく郵便でも物件売却の要請の封書やハガキがよく来る。勿論、これらも取引のない知らない会社からなので違法に入手した私の個人情報を使っているのは明らか。そしてその中には購入価格の数字が載っているものもある。勿論、私が持っている物件名を指定しての価格だが、数か月前に浦安の物件の購入価格で1900万円程度のものがあった。私は2000年に確か1400万円ほどで浦安の物件を買ったと思う。その当時で築15年だった。当然ながら今では築34年にはなっている。それが1900万円とはかなり異常な価格だ。
勿論、何かの手違いかもしれない。しかし別の可能性も考えられる。
数年前から首都圏や大都市近郊の地価が上昇している。その原因は政府の長期にわたる大規模な金融緩和策にあると私は考えている。資金繰りに苦しむ有望な企業にとっては金融緩和策によって資金を容易に入手できるのは望ましいだろうが、そのような企業は数多くはないはず。その為、市場には資金があり余る結果となって、その資金は安定した投資先に投入される。それで首都圏や大都市近郊の土地の価格が高騰したのだろう。そして首都圏や大都市近郊の土地だけでは余った資金を吸収できずに、ついに首都圏の建物にまで波及したのではないか。
一方、株価はどうなのか。私は株をやらないのでわからないが、現在の株価はその企業の売上や利益を反映した妥当な価格なのか、そこでも余った資金が投入されて企業の業績以上の株価に吊り上がっているのではなかろうか。
つまり政府の金融緩和策によって、一部の株や土地や建物の価格は既にバブル状態にあるのかもしれない。結局、長期のアベノミクスがバブルを産んだのだ。
アベノミクスバブルもしくはバブルアベノミクス相場、官製バブルとも言われて、以前からネットで取り上げられている。
数十年前のバブル全盛期、土地の価格は絶対に下がらない、と言われていた。いわゆる土地神話。しかしバブル崩壊後はすべての地価があっさり下落。今度はそうはならないという根拠があるのか。
昨年の消費税増税の影響が本格化するのは今年だろうし、東京オリンピック終了後には民泊の需要が消滅して建物の価格が暴落しその影響が地価や株価に波及して、今年の秋には一気にバブル崩壊。そんなことが起こらないと誰が保証できるか。
勿論、私は賃貸物件からの賃料収入で生活している身なので、バブルもバブル崩壊も望まない。私のこの予想が杞憂に終わることを願っている。
ただ、今年でなくても、いつか必ずバブルは崩壊する。何故ならバブルには実体がないのだから、ちょっとしたショックではじけるシャボン玉と同じで、バブル崩壊は自然の摂理。
そしてバブル崩壊後には不良債権の山が残って、その不良債権の処理に税金が注ぎ込まれる。それが過去の自民党政権が行ったバブル崩壊後の不良債権対策であり、将来のバブル崩壊時でも同様の対策が取られるはず。あの時に税金を投入せずに、不良債権で立ちいかなくなった銀行や証券会社は拓銀以外にもすべて倒産させればよかったと私は今でも思っている。政府は銀行利用者の預金を保護するためだけに税金を使い不良債権の処理は銀行や証券会社の自助努力にまかせればよかったのだ。過去にそうしていれば銀行や証券会社もバブルの恐ろしさが骨身に染みて再び現在のような事態には至らなかったかもしれない。リーマンショックでリーマンブラザーズが倒産したように、立ちいかなくなった企業を政府が税金で助ける必要はない。倒産するのが当然で資本主義の必然。
結局、損をするのは今も昔もバブルの恩恵を受けることなく自身が提供した血税を政府に自由に使われる国民つまり一般庶民。得をするのは、勿論、バブルの実行犯でありその恩恵を享受した銀行や証券会社、投資家等、その味方である政府自民党が税金を使ってでもバブル崩壊の尻拭いをするのだから。
いつか来た道。過去と同じ繰り返し。早くアベノミクスを終わらせないと、本当に取り返しがつかなくなるだろう。
とはいえ、自民党政権を倒すのは無理。日銀はバブルを認めつつ崩壊は起きないという判断で、むしろ株価をバブル状態にして景気回復の加速を図るという意図かもしれないがそれは禁じ手だと思う。実際に建物の価格にまでバブルが広がっていることを認識して日銀はバブル崩壊を警戒する方向に舵をきるべきだ。実際に必要な行動は日銀が公定歩合を少しずつ上げていくだけなのだから。それでもバブル崩壊に間に合わない場合もあり得るがそれは致し方ない。
もし次のバブル崩壊が起これば、明らかに自民党と日銀の責任だ。
さて浦安の物件の価格の話にもどって、1900万円で売れるとして買った時の価格が1400万円なので売ると利益が出るが、利益が出る場合は税金がかかるし不動産会社がとる売却手数料等を考えると1900万円からかなり引かれる。その残金では新築のワンルームマンションは買えないし売り物の中古物件の数は少ないから新規購入は非常に難しい。
それに浦安の賃料は私が都内に持っている戸越銀座や新小岩のワンルームの物件の賃料と大差ないので売る必要は全くない。
加えて昨年2月の外貨投資の記事で書いたように、ある程度まとまった金額を元金として銀行や証券会社の商品を買っても、多額の手数料を取られて元金を食い物にされるだけだ。
マンションの管理会社には修繕積立金を食い物にされ、銀行や証券会社には元金を食い物にされる。
双方とも合法的なぼったくりで、本当に始末が悪い。
マンションの管理会社は私一人の力ではどうしようもないが、銀行や証券会社についてはあくまで個人の利用。たとえ小金が貯まったとしても、私が生きている限り、金輪際、二度と投資では銀行や証券会社を利用するつもりはない!!
またまた腹が立ってきた、もっと自制せねば、心臓に悪い。
話を迷惑な営業の電話に戻して。
取引のない不動産会社からの電話や出ると切れる電話、無言電話、ワン切り電話、自動応答メッセージでかかってくる電話の電話番号はナンバーディスプレーを利用して、片っ端から着信拒否にしている。
ただ私が使っている電話機では250件しか着信拒否の電話番号を登録できなくて、既に何度も登録件数が250件に達して新規登録できなくなりその都度登録データの一部を消去している。それくらい迷惑な電話が多いのだ。
その電話機では着信拒否データには電話番号と最終着信日しか含まれない。登録日がないのでいつ登録した電話番号かわからない。登録データが満杯になった時に、今までは最終着信日がない登録データを削除していたが、それだと先週に登録したデータでまだ再度の着信がないデータも削除されることになる。そこで次回満杯になった際には、最終着信日がないデータは残して最終着信日が2年以上前のデータから削除するつもりだ。
なお非通知に設定した電話から営業の電話がかかってくる場合もある。
その場合は、非通知も着信拒否に設定するが、ずっと非通知を着信拒否に設定しておくのもまずい気がするので、数日後には非通知の着信拒否を解除するようにしている。しかしその解除を忘れて、非通知が長期間着信拒否状態になっている場合もあるので、私個人の電話番号をご存じの方はご注意ください。
短い記事にするつもりが、日頃の不平不満を列挙していると長くなった。
次回はもっと短くしたい。