お金に関する長く深刻な話題が二つ続いたこともあるが、本当にブログに書くネタが尽きたこともあって、日記のような短く軽いたわいもない話題を取り上げます。

 

もともとブログは日記風に日々の感慨を書くものだとすると、遅ればせながら原点に立ち返ったことになる。

 

昨年末の12月19日(水)に昔の職場仲間の忘年会があった。翌日、体の左側の筋肉が痛み微熱や頭痛があり下痢もしていた。一週間程前に風邪をひいていたことがあり、風邪がぶり返したか新たな風邪をひいたのかだろうと思って、市販の風邪薬を飲み体力を保つために普通の食事をしていた。

 

風邪と下痢の症状が同時に現れたので、今回の風邪は筋肉痛だけでなく下痢もともなうのか、と最初は思った。

 

ところが21日(金)の夜には食欲がなくなり、22日(土)午後には筋肉の痛み、微熱、頭痛等の風邪の症状は消えたが、下痢は改善せず腹痛まで加わった。

 

つまり風邪と下痢には別々の原因があり、この二つが同時に起こっていたのだ。

 

勿論、救急車を呼ぶほどの腹痛ではないが、行きつけの医院の土曜日の診療時間は午前中で終わっており、23日(日)と祭日の24日(月)も医院は閉まっていた。

 

25日(火)にも下痢と腹痛は収まらず、行きつけの医院に足を運んだ。

 

医院で下痢の症状を話すと、一週間程度前からの食生活、特に忘年会について質問された。忘年会の料理はサラダとヤキトリ、酒は日本酒だけで多くは飲んでない。

 

医者の診断ではヤキトリに原因があるかもしれない、ということで3日分の抗菌薬と一週間分の整腸薬を処方された。腹痛がある間は、プレーンヨーグルトとリンゴジュース、スポーツドリンクだけしか口にするなと言われ、コレステロールの薬も服用するなという話だった。

 

その医院はコレステロールの薬を処方してもらう為にほぼ月一の頻度で通っている。

 

コレステロールは細胞膜の材料として使われる重要な物質。コレステロールの大半は体内で合成されるが、私の場合は合成量が多すぎるので薬で抑える必要がある。ただ体や内臓に傷や痛みがある場合は、その部分の多数の細胞を再生している状態なので通常より多くのコレステロールが必要となり、薬を飲まないのは理にかなっている。

 

25日(火)と26日(水)は医者の指示通りに、プレーンヨーグルトとリンゴジュース、スポーツドリンクだけで過ごした。

 

27日(木)には腹痛がおさまったが、下痢は変化なし。

 

そこで姉に電話して、28日(金)に帰省する予定を変更して、31日(月)にするつもりだと連絡した。

 

実は実家のBSアンテナが故障したらしくその年の初め頃からTVのBS放送が表示されにくい状態が続いており、盆に帰省した時にはBS放送が全く映らなかった。盆にもBSアンテナの付け替え工事を依頼しようと実家近辺の電気店に行ったのだが、猛暑の影響でエアコンの工事が多く入っており、盆の帰省期間は予定が空かないことがわかった。それで12月中旬に再度その電気店に電話を入れて29日(土)にBSアンテナの工事を設定してもらっていた。

 

ところが28日(金)に帰省するのが無理になったので、29日(土)のBSアンテナの工事がある12時~3時の間は姉に実家にいてもらって、その料金を私のJAバンクの口座から引き出し払ってくれるように頼んだ。

 

その29日午前中に姉から電話があり、年末寒波のため雪が大量に降っていて、駐車スペースの雪かきも大変そうで困っているということだった。そこで電気店に電話をかけて大雪でBSアンテナの工事が無理そうなので後日に延期したいと申し出た。電気店の話では一週間後の1/5日(土)には可能ということだったので、それでお願いした。

 

30日(日)には下痢もおさまり、31日(月)に帰省した。

 

帰省後、TVをつけると盆には全く映らなかったBS放送が見れるように変わっていた。

 

BSアンテナを交換したような形跡もない。地デジの電波は実家のある地域のケーブルテレビのケーブルから供給されているのでケーブルテレビの信号にBS信号も乗るように変わったのかと思い、ネットでそのケーブルテレビのサイトを見たがBS放送は別契約という表記しかなかった。

 

ついでに実家のネット環境にも触れておこう。数年前に実家でもネットを使いたいと思って、実家の電話番号で安価な低速のADSL回線を契約した。当初はそれで問題なかったのだが、オンラインRPGのDQXがハージョンアップするにつれて転送データ量が増えてきているのか最初は普通に動作するがすぐにデータ通信エラーで落ちるようになってきた。実家にはノートPCとタブレットを持って帰りDQXとメビウスFFを楽しんでいる。勿論、PS3やPS4は持って帰らないのでそれらのゲームはできない。

 

ファイルのダウンロードにしても開始直後はサクサク進むが、すぐに転送速度が落ちる。おそらくADSL回線サービスにも低速モードと高速モードがあり、低速モードの場合は単位時間のデータ量を超えると時間がたつまで通信がストップする仕組みなのだろうと思われた。

 

そこで仕事始めの1/4日(金)に、実家用に契約しているADSL回線のコールセンターの電話番号を調べて電話した。実家の電話番号を告げると確かに私の契約があり、データ転送速度が120Mbpsの契約だった。コールセンターの担当者は転送速度を上げる為には電話回線から光回線に切り替えることを勧めたい様子だったが、まずは電話回線のままで120Mbpsから500Mbpsに契約を切り替える方法を試すことにした。

 

実家近辺の電柱にも光ケーブルが来ているようで、光回線に切り替えることも可能なのだが、そうすると電柱から実家のモデムがある部屋まで光ケーブルを配線してもらう工事が必要だし光モデムへの交換も必須。結局、多くの時間が必要となって、何度も実家に足を運ぶことになりそうなので、先延ばしにするしかない。

 

神奈川県の自宅と兵庫県北部の実家の往復には3万円弱の金がかかる。新横浜から姫路までの新幹線を自由席で乗車券を往復で買って3万円弱であり、指定席や片道ずつの乗車券では3万円以上かかるだろう。往復の乗車券は発行日から10日間有効。

 

たびたびは帰省できないから、光回線に切り替えるのは十分に調査し計画を練ってから行った方がいい。

 

実際に120Mbpsから500Mbpsに切り替わるのは申請してから一週間後であり、五月の帰省時に500Mbpsでの状況を確認することになる。

 

年末年始の帰省は、当初、28日(金)に移動する予定だった。移動日は土日を避けることにしてるが、28日(金)も乗客は多く新横浜で自由席に座れないことが多くある。ただ熱海や静岡で降りる乗客もいるのでその辺りから席に座れることが多いのだが、31日(月)は乗客が少なく新横浜から座れた。移動日当日は移動だけで疲れるので実家の掃除は翌日にするのだが、31日の移動だと1月1日に実家を掃除することになりその点は少し気になるが、28日(金)帰省で4日(金)に自宅に戻る場合と異なり4日、5日と実家にいて雑事をかたずけることもできる。

 

予想外の下痢により31日に帰省することにしたが、今後はすいてる年末31日の帰省を慣例化するのもいいと思っている。

 

その5日(土)朝に予定通りBSアンテナの付け替え工事の担当者が来た。

 

付け替え工事の担当者に、今なぜかBS放送が見れていることを言うと、確かめる為にBSアンテナの根元からケーブルを抜いてくれた。そうすると確かにBS信号が受信できない。担当者の説明によると、BSアンテナ自体は比較的長く使えるが強風等でアンテナの向きが変わり信号が受信できなくなることが多いという。今回は盆の後に強風が吹いて、たまたまアンテナの向きが正しい方法を向いたようだ。ただまた受信できなくなる可能性も高いので、予定通りBSアンテナを新品に付け替える工事をやってもらった。

 

実家のADSL回線やBSアンテナ等とかなり脱線してしまったので、下痢の話に戻そう。

 

医者からは下痢の原因としてヤキトリを指摘されたが、飲み会で何度も使っている店で飲み会の後で下痢をしたことなど一度もなかったので、信じ難い気がした。

 

7日(月)には自宅に戻り、コレステロールの薬の服用を含めて通常の生活に戻ったが、1月中旬にまた下痢になった。勿論、この時は飲み会があったわけではなく、通常の食事しかしてないので、年末の下痢と1月の下痢が同じ原因だと想定すると思いつくことは一つしかない。

 

12月上旬に赤ワインとバーボンを買った。ワインは昼食時にパンやチーズと一緒に楽しみ、バーボンはおやつタイムに楽しんだ。バーボンといっても炭のフィルターで濾したジャックダニエルで非常に飲みやすく、クセのあるバーボンからはずす人もいるくらい。おやつタイムに甘いアーモンドチョコレートをかじりジャックダニエルを口に入れて、チョコレート+ウィスキーの味と風味を楽しむ。ウィスキーはロックや水割りやハイボールでは冷たすぎ味が薄まるので、チョコと組み合わせて味と風味を楽しむ為には常温のストレートに限る。なおタンブラーに指一本足らずのシングル以下の量を一日一回飲むだけで、後はホットコーヒーで〆る。

 

昼間の飲酒は、リタイア生活ならではの楽しみと言える。

 

ただ忘年会があった12月19日の前にもほぼ毎日のようにチョコレート+ウィスキーを楽しんでいて胃腸に負担をかけていた。そして19日の飲酒で翌日下痢を発症。

 

それは1月にも10日頃からおやつタイムにチョコレート+ウィスキーの習慣を復活して、中旬には下痢になったことからも納得できる。

 

毎日ウィスキーをストレートで飲む習慣は問題で、数日の間隔をあけるべきだろう。

 

ただ今回の最大の失敗は、下痢でも腹痛がなかったので普通の食事を続けたこと、同時に風邪をひいていたので体力や免疫力を保つ為にも普通でいいと判断した点だ。

 

風邪の場合は薬を飲んで安静にすればよくて、食事はあまり関係ない。やはり下痢を考慮して食事の量を減らして消化の良い胃腸に負担の少ないものを食べるべきだったのだ。

 

消化のよい食べ物としてまず思い浮かぶのが粥で、私も試してみた。私の炊飯器にも粥のボタンがあるが釜内部の目盛りをどう使うのかわからず取説を探すのも面倒なので、水を多めにして普通にごはんを炊き水を加えて煮ることにした。柔らかくなれば火を止める前に卵をとき入れ雑炊の素と乾燥ネギを加える。雑炊の素がなければお茶漬け海苔や昆布の佃煮でも代用可能だろう。私はネギ好きでカップ麺にも乾燥ネギを加えるので買い置きがある。粥や雑炊はポン酢しょう油をたらしながら食べるのがオススメ。これは学生の頃に同級生と何度か通った飲み屋で教えてもらった食べ方で、今でも自宅で粥や雑炊を食べるときはこの方法に従っている。

 

粥を作るのが面倒ならスープにちぎったパンを浸しながら食べるのもいい。バターやマーガリンを塗ったパンやチーズを挟んだパンを浸しても旨い。ソーセージを長時間茹でて柔らかくして食べるという手もある。そういえば子供の頃は病み上がりの際に味噌汁をごはんにかけて食べたものだ。

 

正月に食べる餅も消化はいいはず。私の実家の雑煮は丸餅に白味噌の汁というシンプルなものだった。今でも姉が自家製の餅を年末に実家に届けてくれるので、餅を煮てから煮汁でインスタントの味噌汁を作り餅を入れオカカをふっていただいている。

 

また刺激の少ない食べ物や飲み物にも気を配る必要がある。アルコール飲料は勿論、コーヒーや紅茶、日本茶等も下痢の時は控えた方がいい。常温のスポーツドリンクがあれば一番いいが、なければ白湯がオススメ。白湯といっても沸騰させる必要はなく、猫舌の私でも飲める程度の温度が最適、冷めてぬるくなるとまずく感じる。コーヒーや紅茶や日本茶も白湯と同じでその味が温度にかなり影響されると思う。近年は就寝前や起床直後の水分補給に白湯を飲むのが私の冬の習慣になっている。

 

かなり昔のことになるが、若い頃にも下痢で会社を数日休んだことがある。その時は下痢と腹痛が同時にきたので病院に行って抗生物質の注射をしてもらった。原因はレタスやキャベツ等の買い置き野菜を水道水でざっと洗っただけでドレッシングをかけて食べていたこと。買い置き野菜に雑菌が繁殖していたのだろう。その時の教訓は下痢になったら水分を多く取ることと買い置き野菜は加熱して食べること。ただトマトやミニトマトはへたをとり水道水で洗っただけで食べることもある。

 

今回の下痢の教訓は腹痛がなくても食べる量を減らし消化のよい刺激の少ない食物や飲み物をとること。老化により胃腸が弱くなっていることへの対応ともいえる。

 

昨年末、プレーンヨーグルトとリンゴジュースとスポーツドリンクだけで過ごしていた頃、一番食べたいとおもった食べ物は、きつねうどんだった。なぜか関東ではそばを美味しいと感じ関西ではうどんを美味しいと感じるのだが、色の薄いだし汁のきつねうどんが恋しくなったのは、私の味覚が関西風だからかもしれない。また豪勢な食べ物には昔から無縁だったとも考えられる。

 

映画"Blade Runner 2049"には、見栄えのしない食べ物にステーキのホログラムをかぶせる場面がある。私の場合はステーキではなく、きつねうどんかも。