以前ブログに書いた「クラニアルオステオパシーに対する認識の変化」をきっかけに、実際の施術にクラニアルオステオパシーを試験的に取り入れるようになりました。

 

個人差はあるものの、明らかに効果があると実感することができ、改めて頭蓋仙骨アプローチの重要性を思い知らされました。

 

しかし、このテクニックに関して考えれば考えるほど、そして実際に使ってみればみるほど「本当にクラニアルオステオパシーの理論は正しいのだろうか?」と思うようになりました。

 

一次呼吸だとか細胞レベルの呼吸などと比喩されるクラニアル・リズミック・インパルス(CRI)。

 

この波動のようなものは、確かにそれらしきものを感じることはできるのですが、よく言われる5グラムの力でこれらのリズムをフォローしたり、英語でいうとIntendする(念を送る?)といったことで、このリズムや頭蓋骨の動きが正常化するという理論?をどうしても受け入れることができないのです。

 

頭蓋骨がいくつかのパーツに分かれていて、それぞれが微かな動きをし、その動きが脳脊髄液(CSF)の循環に関係していることは理解できます。

 

 

そして頭蓋骨の周りは筋肉や結合組織などで覆われており、これらの組織が何らかの形で頭蓋骨の動きに影響を与えているのも容易に想像できます。

 

 

であれば、単にこれらの筋や結合組織に問題があるのであれば、それを修復してあげれば頭蓋骨の動きも正常化して、CSFの流れも改善されるのではないかと思うのです。

 

早速、試してみました。

 

頭蓋骨縫合の周辺をメインにカウンターストレインテクニックを応用して頭蓋骨周り全体のテンダーポイントを一つ一つ消していくやり方。

 

もちろん、目的はCSFの循環だけでなく、頭蓋骨内のリンパや血液の流れの改善も目的としているので、頸部はもちろんのこと、胸部や肩周りへの施術を先に行い、しっかりと出口を確保してから頭蓋骨の施術に移ります。

 

 

あとはSBS(Sphenobasilar synchondrosis)に対してはMFRやBLTなんかを使ったり、CV4(Compression of the fourth ventricle)なんかを応用したらいいんじゃないかと。

 

ていうかなんでこんな簡単なことを難しくしちゃってたんだろうw

 

で、これらのアプローチを色々試してみて今は確信を持ちつつあります。

 

CRIだとか5グラムだとかは意識しなくてもいいんじゃないかなって。

 

改めてオステオパシーの哲学である「Structure and function are interrelated」を思い出し、これに尽きると。

 

やっとクラニアルオステオパシーの呪縛から解放されそうです!