住まい力を引き出す建築家
永瀬絵美です。
戸建を賃貸用にリフォームする工事
が
4月から始まります。
今日は近隣挨拶と仕様の最終確認で
お施主様と打合せ。
近隣住民に配布するご挨拶分
◆近隣の方々のご協力あっての工事です
工事工程表
◆この期間を職人さんに守ってもらいます
建築工事は「段取り8分」です。
職人の手配や、材料の発注等は、
工事が始まる前にきちんと済ませておくと、
後は「やるだけ」です。
家の図面は設計図面ですが、
工事の図面はこの工程表です。
こちらの工程表を先ず作成して、
それから職人の段取りや、
材料の仕入れのタイミングをします。
いわば、工程の見える化ですね!
「明日から来てよ!」
と、工事の前日に職人さんに電話しても
私の電話を正座して待っている、
な~んてことは先ずありません。
彼らにも予定があるので、
2週間位前から「大体いつ頃」
という工期だけは伝えておいて、
彼らに”ツバ”つけちゃいます。
次に忘れちゃいけないのが
近隣への工事ご挨拶です。
工事にはどうしても騒音や埃、
そして工事車輌の駐停車が
伴います。
近隣住民のご協力あってこその
工事の完遂が可能となるのです。
最初に挨拶しておくのと、
黙って工事をするのでは
近隣の方の心象も大違いですからね。
そして一番大事なのが、
工事の発注前には全てのプランや
設備、内装などの仕様が
決まっていなくてはいけません。
つまり、設計の段取りも重要です。
お施主さまが決定しやすいような
提案書で導いてあげる必要があります。
要は全てを逆算して考えるという事です。
そして、その流れを指差し点検の如く、
お施主さんと一緒に現地で、
「ここはこうします。」
「ここは現状のままです。」
と確認して、カタログやサンプルで
お互いの認識が間違っていないか
すり合わせる必要があるのです。
ここまでしておけばもう安心♪
あとは決めた材料を発注して
決めた工期で工事するのみ。
もう職人さんはツバ付けたので、
あとは頑張って作ってもらいましょう☆
工事の様子は、またこちらで
記事にしますのでお楽しみに~。