住まい力を引き出す建築家
永瀬絵美です。
事務所の休憩室は南西向き。
この季節は西日がもろに当たって、
昼過ぎは灼熱地獄になります。
エアコンは付いていないので、
放っておくと室温は34~35℃まで
上昇してしまいます。
何か、TVが調子悪くなってきたし
やはり暑いのはウンザリするので、
身近なアイテムを使って、
ギラギラ陽射しをシャットアウト!
◆古いシーツが大活躍!
こんな稚拙な手法でも室温は
32℃を超える事は無くなりました。
こちらの建物は築40年と古いので
断熱性能が良くありません。
建物自体が暖まってしまうので
蓄熱されで室温下降が鈍いのです。
でも、翌朝25℃台まで下がっていました。
◆陽が高くなるにつれ26.3℃に上昇
茅ヶ崎では、昼間は陽射しが暑いですが、
朝晩は自然風で十分涼しいです。
さて、日射遮蔽は、窓の内側の
カーテンでも、勿論良いのですが、
カーテン自体が日射で暖まり、
室内に熱を放射してしまいます。
ですので、窓の外で日射遮蔽を
した方が涼しいのです。
「よしず」や「すだれ」はまさに
この理論を用いた手法ですね。
昔ながらの日本人の知恵は侮れません。