謹んで新春の寿ぎを申し上げます
南部町の雪景色☆彡
『新しき年の初めの初春の
今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)』
(新しい年の初め、この初春の今日降る雪のように、
良い事も重なりますように)
貴族・歌人 大伴家持/万葉集
輝く銀世界(o^-^)
正月の大雪は瑞兆と考えられていた奈良時代の
大らかさが感じられる歌ですね。
元旦や正月三が日に降る雨や雪を
“御降”(おさがり)といいます
御降のある正月は、“富正月”(とみしょうがつ)と呼ばれ、
今年の豊穣を感じさせたのですね
日本は、古来より“豊葦原瑞穂國”という美称で呼ばれる
美しい国です。
稲が豊かに実る“美(うま)し国”の繁栄を祈る日本人の心を
いつまでも守っていきたいですね
『文化は無からの創造ではなく、伝統からの創造である。
過去を失うものは、未来をも失うだろう。』
評論家・作家 加藤周一
風雪に耐える椿の蕾♡
冬は雪を積み重ね、歴史は月日を積み重ね、
人は佳き事を積み重ねます
新しき年の初めに新たな自分を創造する
“維新”を心に持ちたいですね
『維れ新なり』(これあらたなり)/詩経
人は、佳き心を持ち、佳き事を重ね、佳境に入るまで
研鑽し続けることに“人生の喜び”を見出すのでは
ないでしょうか
『自分たちを効果的に変えるには、
まず自分たちの知覚、ものの見方(パラダイム)
そのものを変える必要がある。』
経営コンサルタント スティーブン・R・コヴィー
冬に赤い実を付けるマサキ☆彡
“春の海”
筝演奏家で作曲家の宮城道雄が作曲したこの曲は、
日本のお正月を代表する筝曲です
日本の伝統楽器である筝と尺八が奏でる調べは、
日本人の心に染み渡ってくる音色です。
笙(しょう)や龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)などの
楽器でお馴染みの雅楽も日本を代表する音楽です。
正倉院の宝物として知られる琵琶も
雅楽で使用されている楽器の一つです。
楽琵琶(がくびわ)といい、琵琶の中で最も大きいものです。
世界最古のオーケストラと言われる雅楽。
応仁の乱以降、100年以上に渡り断絶していた時期があり、
これからも大切に伝承されるべき芸術です
それぞれの楽器が奏でる音が、遥か悠久の時を越えて
現代に響いているのですね
『雅楽師の修行では、全部の楽器をさらった上に
舞まで学ばせられる。
全体を身につけた上でこそ、個々の楽器が
演奏できると考える。』
雅楽演奏家 東儀秀樹
正月に華を添える千両の実♪
除夜の鐘の音とともに明けた新しき年が、
雲間より昇る太陽のように輝ける
素晴らしい年になりますように
日出づる国の安寧を心よりお祈りいたします
可憐なアイリスの花♡
皆様の心と身体の美と健康のために
歴史の奏でる音色に耳を傾けていきます
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英国式アロマセピー 『ナチュラル・リーフ』
野菜ソムリエ&ベジフルビューティーアドバイザー
紀心 Noriko
輝かしいオンシジュームの花☆彡
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