それなりに長時間行動になると思ったので、朝の4時前に新穂高の駐車場を出発。明るくなるまではずっと雨だったけど、明るくなるに雨は止んできて、槍平に付く頃には晴れてくれました。
それまでは暗かったのと雨だったので、一心不乱に歩いてたけど、景色が良いのに足を止めなかったら山の神様のバチが当たるので、槍平から先は景色を眺めつつ登りました。穂高や笠は見事でした。遠くは乗鞍や焼岳も望むことができました。
槍の肩の小屋までが4時間10分ほど。軽く休んで槍の穂先を往復してきました。この天気でがら空きなのは、昨日今日悪天の中頑張ったご褒美ですかね、と、数少ない他の登山者も言ってました。
帰りのことや変な渋滞に巻き込まれたくないので、そそくさと下山開始。肩の小屋まで着いたら、後はのんびり西鎌尾根からの槍平を、山を見ながらのんびり下山しました。千丈沢乗越では槍の西稜を穂高の峰々を心ゆくまで眺めてしまった。普段の縦走ではそこまでゆっくりしないけど、いつになくこの場所を離れ難かったです。
終わってみれば距離はあったけど、累積標高差は黒戸尾根程ではないし危険箇所も槍の穂先だけなので、思っていた程大変ではありませんでした。だいたいコースタイム15時間前後なら1日で歩けるようになってきたので、次は累積標高差3000mかコースタイム20時間前後のルートに挑戦したいと思います。