年末年始、そして年始と、最近2度京都を訪れる機会に恵まれた。
トコナツメンバーの京都での新しい挑戦を見たかったこと、大阪の仕事が重なったおかげだ。
京都を訪れる多くの人たちと同様に、この街はいつも僕に特別な感慨を抱かせてくれる。
20年ぶりに養源院へ。
きっかけは行きの新幹線で手に取った車内誌の特集に俵屋宗達の白象図が載っていたこと。
ここ数年気になっていたことを思い出し、改めてじっくりと観たかった。
有名な血天井を弔うように杉戸に描かれた象と獅子たち。
風神雷神図屏風(京都国立博物館)もものすごいインパクトで僕らに迫ってくるけれど、それとはまた違う、独特に静かながらも動的な感じ。姿形はきわめてユーモラス。
200年後に象を描いた伊藤若冲も見たのかもしれない。
どことなく繋がっている気がする。
時を超えたPOPセンスに心奪われる一方で、その目はどこか悪魔的で怖さも感じる。
あまり記憶に残っていないのは、当時の僕が手拭い集めに凝っていたせいかな。
受付で2枚のクリアファイルを購入。
クリアファイルとしては使用せず、しばらく僕の机の前の壁に貼られることになるだろう。
手拭いも作ってほしいなあ。(笑)
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トコナツ歩兵団団長・渡部祐介
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