KADODE OOIGAWA ちょこっと解説(7)農家レストランDA MONDEの役割 | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」
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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

JAが主体となって事業を起こすにあたり、早い段階から構想に入っていたのが農家レストラン。

ただ農産物直売所があるから農家レストランというだけではなく、このレストランには3つの大きな役割が存在している。

 

1つ目がJAの女性部が蓄積していた豊富なレシピを基に大井川流域の新鮮な野菜を中心食材としたメニュー提供を行うこと。

 

ここにはもちろんフードロスの役割も入っている。

これはJA主体の施設としては比較的一般的な役割。ただし後述するが、ここにふじのくにマエストロの西谷シェフが計画の中期に入ってくれたことで大きくステップアップできている。

 

2つ目が大井川流域に大人数で入れるレストランが存在しないために旅行会社などから早い段階から需要があり、それを満たせる施設であること。

(企画途中のCGより ほぼ最終形と変わっていない)

夢の吊り橋(寸又峡)や湖上駅、川根温泉などの大井川上流域には今注目の観光地があり、国内外の多くの団体観光客が訪れていたがその方たちが寄れるレストランが存在しなかった。早くから農協観光にチームに入ってもらったことでその需要を拾うことができた。

コロナ禍で団体客は大きく減少したものの、コロナ禍が明けたら、また多くの需要があると想定される。

 

3つ目が両サイドをSLに挟まれた全国的に珍しいレストランであること。

門出駅ができることは最終段階まで未確定要素だったが、それでも東側をSLは通過する。

さらに西側にはC11-312が鎮座する。

つまりSLに挟まれたレストランになるわけである。

空間的にはSLと緑茶を中心とする農業をどう並列させるかが作り手の見せ場であった。

 

2は団体対応も視野に入れつつ空間を設計。

3はSLと緑茶を中心とする農業をどう空間や雰囲気に落とし込んで設計。

ポイントは1をどう安定的な運営に繋げるかであった。

 

その意味で、JAの希望もあって早い段階でふじのくにマエストロシェフ・西谷文紀さんと英里さんご夫妻にメニュー及び運営監修に入ってもらえたのは大きかった。

プロジェクト当初はお互いのやりたいことにいくつかの相違が見られたものの、共に着地点を見出すとそこからはほぼお任せすることができた。

またKADODEのメンバーも経験がないながらも西谷夫妻に必死になって食らいついていったプロセスは見応えがあった。

 

ちなみにDA MONDEのネーミングは西谷夫妻の強い静岡へのこだわりから。

静岡の言葉で「だから」とか「それで」に当たる言葉、フランス語で「世界で」という意味にも解釈できる、そして「門出」の音読みでもある、などから決定。

ちなみに最後の最後でDa MondeにLocally Madeという言葉を添えてくれたのは楽天時代後期の盟友であり、「大井川でやるべき100のこと」の英訳始め、施設全体の英訳を担当してくれたリッチことリチャード。

 

コロナが明けた暁には、ぜひDA MONDEにしかできない門出駅とのタイアップ企画を期待したい!

 

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トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

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