KADODE OOIGAWA ちょこっと解説(6)大井川鐵道の新駅・門出駅 | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」
新型コロナウイルスに関する情報について

団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

5年半に渡るKADODEプロジェクトにおいて、数々の難題があったものの、もっとも面白く難しいことが新駅の設置であった。

この計画自体、「非現実的」とか「夢物語」と多くの人に言われたが、その中で新駅の設置がもっとも非現実的だと言われたと思う。

 

このシンプルでかつKADODEや沿線に絶大な影響を及ぼすであろうアイデアは基本構想の一番最初のMTGですでに出ていたものである。

だがその一方で当事者である大鉄自体、島田市、JA大井川、トコナツのようなもっとも近い関係者においても、無論当時は夢物語として語ったものである。

 

やがて計画が肉付けされ、その魅力や現実度が関係者の中で高まるにつれ、夢物語はどうすれば新駅が設置できるかに変わっていった。

これは一重に大井川鐵道の尽力、それから関係者の熱意と尽力のおかげである。

(オープン時の門出駅。現在でもSL通過時などは多くのゲストで賑わう。)

 

ポイントは大井川鐵道が新駅を設置することで、沿線に、会社に、グループ全体に具体的にどうプラスになるかを数値化することであった。

安易な投資が大井川鐵道自体のマイナスになっては元も子もない。

無論、新駅を設置しようという前向きな気持ちがあってこそ検討されるのである。

そのための様々なアイデアについて、大鉄、JA大井川とKADODE、島田市、トコナツとで数年に渡る議論を重ねた。

最終的に大鉄が新駅設置という大きな判断をしてくれた。

 

大鉄の新駅設置のニュースは、静岡県内で大きな話題として報道され、KADODEの認知度向上にも大きな追い風を起こしてくれた。

そしてオープンと同時に新駅・門出駅ができ、車やコミュニティバスだけでなく、鉄道でもアクセスできることで、KADODEは大きな武器を手に入れることとなった。

また同じタイミングでかねてから地元から要望の高かった五和駅を合格駅に改名し、今では門出-合格駅切符も販売してくれている。

 

ちなみに基本構想時のスケッチにはSLが施設の中を通るものがある。

また技術的、資金的な問題から、SLの停車は断念せざるを得なかった。

 

今後、台湾、ニュージーランドや欧州のように、コロナ禍が開けるとやがて国内旅行需要が大きく伸びる時が来る。

その時にKADODEは玄関口となり、大井川鐵道は川根地区、大井川流域、南アルプスまで大勢のゲストを運んでくれるに違いない。

 

★トコナツ歩兵団公式HP http://www.tokonatsu.net/

★トコナツ歩兵団公式FB https://www.facebook.com/tokonatsh/

 

★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

初小説「夏空ブランコ」amazonにて発売中