KADODE OOIGAWA ちょこっと解説(4)建物にも緑茶テイストを! | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

KADODEではソフトだけでなく、ハードでも全体に緑茶をまぶすことにトライ。

ここも島田市緑茶化計画でも行っている流れから、屋根を深緑にする、屋内外の塗料に緑を使うなどしつつ、もう少し遊んだ(突っ込んだ)要素もあちこちでやってみたい。

 

茶畑のベンチ

カフェの座席として、ロータリーからの待合として、茶畑のベンチを設置。

よく見てもらうとグラデーションでお茶の樹の緑の変化を表現。

 

黒板(緑)を使用したメニューボード

この手の施設では作り込みすぎるとサインがメニュー変更に耐えきれなくなるため、敢えて手描きかつ視野における緑を増やすためにも黒板を多用している。

 

漢字の茶に見える提灯

提灯と茶の漢字を組み合わせた空間デザインチームとグラフィックデザインチームがうまく融合した。ぶつかり合いもあるが、B.I.Y.スタンドでも見られたプロ同士の掛け合いというか、アイデアのぶつけ合いは非常に面白い。

 

縁起のいい数字である七五三模様の茶畑を入れたサイン

誘導サインという目的が非常にはっきりしている中で、それでも緑茶度を深めるべく、色を深緑にしながら、下部にさりげなく茶畑を入れている。ここもサインチームとグラフィックチームのアイデアのぶつけ合いから生まれたもの。

 

茶畑の地図記号を使ったガラス面の衝突防止ステッカー

言われなければおそらく誰も気付かないだろうが、施設全体のガラス面に貼られた衝突防止シールは茶畑の地図記号を採用。ちなみに農家レストランDA MONDEのみ、KADODE OOIGAWAロゴとフォークとナイフの組み合わせになっている。

 

緑茶色のポスト(おおいなび)

島田市役所前のポストに続き、門出駅前に立たせたポストも緑茶色に塗装。ちなみにこのポストは島田市博物館で忘れられたように屋外に置かれていたポストを再利用している。

 

緑茶水道(おおいなび)

島田市には6つの小学校で本当に蛇口から緑茶が出る水道があるのだが、かつて島田市のPR映像と取り上げた際に、今に至るまで非常に反響が大きかった。島田市チームの強い要望もあり、緑茶水道を設置。

 

所々に顔を出す茶葉くん

緑茶ツアーズの映像用に生まれた茶葉くんであるが、計画段階からKADODEチームの評判が良く、キッズパーク・ちゃめっけや、緑茶バーガーの壁、パンフレットなどにちょこちょこと顔を出しているので、ぜひ探してみてほしい。

 

スタッフの法被

緑茶エリアでスタッフが着る法被も深緑に染めてもらった。後ろの襟下にKADODEロゴ入り。

ちなみに胸の木製バッジは地元の間伐材で製作してもらっている。

 

KADODE に行ったら、緑茶テイストを意識して回ってもらうのも面白いと思う。

 

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★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

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