僕は、僕らはこの10年間で何を学んだのか。そこから何をしていかなければいけないのか。 | 団長ブログ「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」

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元アトラクションプランナーにして、観光プロデューサー。そして現在は企画プロデュース集団「トコナツ歩兵団」を率いて様々なプロジェクトを仕掛ける団長/プロデューサー/プランナー/小説家・渡部祐介が、「ニッポンを、セカイを、オモシロく!」する!

 今からたった10年前の東日本大震災による地震やそれによる津波、火事、その後の避難生活や様々な境遇の変化の中で多くの命が失われた。またそのことによる影響に苦しんでいる方々が大勢いる。阪神淡路大震災や熊本地震なども含めて、僕らは改めてこの日本が自然災害の多い土地であり、それらと共に暮らしてきたことを思い知らされている。

 

 そして放射能汚染により、今なお帰宅困難区域が福島県の一部にあり、生まれ育った、または愛着のある土地に帰れない方々が大勢いる。それは決して人ごとではなく、偶然という奇跡が重ならなければ、福島第一原子力発電所から半径250km圏内(宮城、秋田、新潟、茨城、栃木、長野、埼玉、千葉、東京、神奈川など)は今なお人が立ち入れない区域になっていたかもしれない。首都機能は大阪へと移転し(当時多くの企業が一時的に関西へと本社機能を移したように)、僕もまた生まれ育った東京や神奈川を離れて、会社と共に関西へ移住していたかもしれない。そこではたくさんの苦労や問題が僕や家族や友人たちを覆い尽くしているかもしれない。今、帰宅困難者の方々がそうであるように。

 

 僕は、僕らはこの10年間で何を学んだのか。そこから何をしていかなければいけないのか。

 

 僕はまだまだ未熟だからいつもそのことを考えていることはできない。でも3月11日が近づくたびに、いわき市の仕事をする度に、そのことを考える。

 全部やろうとすると恐らく政治家にならなければならないだろう。政治家になったとしてもそこに行き着くにはあまりにも遠く長い権力闘争を乗り切らねばならないだろう。それでもそこを目指すべきだという人がいるかもしれないし、実際そこを目指している方々がいらっしゃるが、それが僕に向いているとは今のところ思えず、僕以上に向いている人がいるように思える。

 政治家じゃないからじゃあ僕には何もできないのか。そんなことはない、多分。今の僕に、僕らにできることはある。そしてそれは人によって様々なやり方がある。

 

「僕には、僕らには、きっと僕や僕らにしかできないエンターテインメントをデザインすることで、何かしらの笑顔を生み出せる」

 

 そう信じて、考えて、例え微力だとしても、僕らなりのニッポンを模索していきたい。

 

 

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★少女と少年のひと夏のキセキの物語

トコナツ歩兵団団長・渡部祐介

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