どーもどーも!
大変ご無沙汰しております。
私ブログなんてやってたっけ?というぐらいサボってました、、、。
そしていざ書く気になるやいなや、タブレットがおかしくなって写真が消える始末、、
しかし私は元気です。最近はパン作りにはまっています。(なにしてんだ)
というのもこちらで食パンを買うと、私のお気に入りパンがなんと5ドル近くもするのです。
どこのメーカーだかわからないパサパサな安いパンでも2~3ドルはします。
出費しかない今の私には辛い。しかし時間はある。ということで作ってみたところ、、、
美味いじゃあないか!!!しかも出来たてを食べれる特典付き!!
ハマると調子に乗るタイプでベーグルやメロンパン、あんパンまで手を出してみた。(あんこ手作り)
パン生地をこねてるときの幸せ感、、、うふふ、、。
そしてたいていパンを作り終えると、
あ、、、?何してんだ?北米の夏にいそいそパンを作っている場合じゃない!!
と外へ飛び出るのです。貴重な太陽ですので!
現在日の入りが23:30頃、実際には24時頃まで明るいのです。
とまぁ、そんな生活をしてたりただ単にサボっていたわけじゃあーありません。
というのも、とうとうバンフ国立公園でのボランティアをやっていたわけであります!
期間は1ヶ月でしたが、内容の濃い、貴重な経験でした。
当初、体力的にかなりきついプログラムだから、、
と聞かされていましたが、実際のところきついと感じたのは期間の半分ぐらいでしょうか。
それもきついというか、良い意味で疲れた。という感じです。
仕事内容はというと、
トレイルレポート
アニマル用フェンスチェック
雑草抜き
が主で、
パーク内でのイベント手伝い
カナダデーでのパレード出場
障害者と共同作業
カルガリー動物園でのお仕事
などなど、ざっくりこんなことをしてました。
もう、ほとんどトレイルチェック!!ひたすら練り歩く!!
詳しくいうと、登山道をくまなく歩いて道上に倒木や岩などふさいでいる物が無いかを確認する作業。と同時に出来るだけ出会った人と世間話をすること。
国立公園としてどこから来ている人が多いのか、家族連れ、カップル、シニアなどどのトレイルにどんな人が来るのかデータにしているらしい。
基本的にハイキングから帰って来るとすぐさまレポートするため事務所に帰りインターネット上のシステムに打ち込んでいく事をしました。
まぁ、ほとんどしっかり整備されてきれいなトレイルばっかりだったけど、実際にいくつか問題が見つかったトレイルもあったのです。
あまりに問題がないところが多いからむしろ見つかると、
問題見つかったぜー!!レポートするぜ!!とみんなハイテンションになる。
写真を撮ってマーキングして、国立公園の職員からGPSを持たされているからその位置を記録して、、、、
はい、次いってみよー!!という感じです。
ほとんどハイキングを楽しんで終わったんですけどね。
いったい合計何キロ歩いたんでしょう、、
3日連続で1日に20キロ以上歩く日もありました。
毎日汗だくであれは疲れた、、、ポカリが欲しかった。
あとなんですかね、異様に疲れる!
こんなにも運動不足?とか、ヌテラ食べ過ぎて太ったからか、、!?と思っていたら標高のせいらしく、
バンフですでに1300mほどあり、そっからのハイキングだとだいたい2000mぐらいはいきます。
といってもみんなすぐに慣れます。
と、後半の2週間はほとんどこんな作業内容でしたね。
拠点はバンフにあって、国立公園職員が生活しているマンションとアパートの境目みたいな建物の1室を私達に貸し出してくれていました。
食事は自炊です。
けっ、自炊かよ。バンフは観光客向けに物価がえらい高いのでお金かかるなーと思ってましたけど、以外とイベントなどで夜まで作業する日があったりすると食事を出してくれたりBBQしてくれたりと良心的な対応でした。
そしてこちらが私が参加したボランティアでのメンバー!!!
たくさんいるようですが、
私達のバンフボランティアの分類のほか、レイクルイーズボランティアの人達も混じってます。
バンフグループは5人、
スイス人の女の子が2人、ドイツ人の男の子が2人、そして夏菜が1人。
1番左はコーディネーターの方です。
部屋は女の子3人でシェアして生活をしました。
これがまた良い経験になった!
良い点は完全に英語環境。スイスもドイツもドイツ語なので全員英語は母国語ではないですが、発音はみなさんきれいで聞き取りやすい。スイスの1人の子は昔アメリカに住んでいたのでほぼ完璧。その子は4ヶ国語喋れるそうです。
あと朝から晩までで一緒だから、
お互いに出来るだけ快適に過ごすため細かいところまで話し合う。
やっぱり始めが肝心ですよね。
私はこういったスタイルで生活したいのだけど、そちらは?みたいなやりとりはいっぱいしました。
小さいことですが溜まるより格段に快適にお互いハッピーに過ごせます。
日本にいるときはあまりしなかったようなコミュニケーションですね。
やっぱり謙遜しあい、察する!のが日本人。相手を思いやるしたたかさ、、なんてな。
とにかく言わないとむこうのペースでもってかれるだけですもんね、
でもヨーロピアン率高めなので食事はだいたい向こうの好みになり、
「オムレツ」という名前の料理で、クレープ生地でチーズやアップルソース、最後にはヌテラをまきまきして食べるものなど、、。
胃だけアメリカンな私がお腹いっぱいになるわけないんですけどね。
私はライスが食べたい、ライス恋しい!!日本食作ったげるよ!などど必死にライスを確保しました。
そんなこんなで、仕事にも励みました!
トレイルチェックの次に多かったのがアニマル用フェンスチェック
こんな感じ
バンフ国立公園内には高速道路が通っていて、毎年クマやエルクなどの様々な野生動物が道路に飛び出してひき殺される問題が後を絶たなかったそうで、
道路沿いにフェンスを設けたわけです。
それはもう、ひたすら長い距離を…
現在は動物達が安全に渡れるように所々橋みたいなのがかけられています。
そしてそのフェンスも悪天候で倒れた木などによって壊されて、動物達が入ってこれる状態になってることがあります。
そう!それがうちらの仕事!!以外と危険!!!
ベアスプレーを持たされて茂みのなかをざくざく進んでいきます。
むっ!さっそく動物が犠牲に!!!
…………。
誰だこんなところに捨てたヤツは。
結構ポイ捨てが多くて悲しい限りでしたヨ。
そしてフェンスに問題点を見つけると、小さければ持たされているリペアキットで直します。
しかしおもいっきり崩れていると、GPSで位置を確認し、テープを付けて写真を撮ります。
そして報告すると後にトラックで修理隊がやってくるわけです。
しかし起伏がある土地にフェンスをかけたもので、けっこう大変。
みんなでモチベーションを上げるため、ロッキーの動物達を守ってるんだぜ、と言い聞かしました。
ま、動物にとっちゃここに道路を造ったことがはた迷惑な話しですけどね、、。
つづく!!!
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