時々やって来る『過去』 | 【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

【夏海のお部屋】精神薬の完全断薬から丸10年の軌跡

夏海のお部屋へようこそ

あなたは、あなたのままで良いんだよ

毎日頑張って生きてるよね、私たち。

頑張っていても、頑張れない日も、あなたのことが大好きです。

以前。。。私がまだうつ病の薬を飲んでいた頃、仲良しだった(ネット上の)うつ病仲間が断薬しながら職場復帰すると言う記事を書いたので、「『見切り発車』だから十分に気をつけてね」とコメントしました。

(2024.02.19)



私の中に、青と言う色には特別な思いを抱いているようで、その中でも特別な青色は『夜明け前の青色』のようです。



『見切り発車』の意味は、薬を完全に辞められた訳ではないことを指していて、


その頃の私はすでに離脱症状の大変さを知っていたし、


生活習慣(生活環境も含めて)が以前のままでは薬を辞めたとて、何かきっかけがあれば同じ症状が出て来るし、また薬に逆戻りする可能性が高いと、今と同じことを考えていました。



うつ病にまで追い込まれた(追い込んだ)原因と同じことが起きた時に、別の対処法を確立出来ているのか否かはとても重要で、


うつ病仲間の家庭環境(封建的な父親に抑えつけられていた)と仕事内容(残業続きになり生活が不規則になるのを当たり前と言う前提で皆仕事をしている職場)が変わらないままの、断薬&仕事復帰は大変だろうなと思い伝えました。



精神薬の断薬で一番辛いのは、完全に薬を辞める瞬間からと、私は経験から感じています。



断薬までは目標があり、薬のせいにしていられるけれど、完全に薬を飲まなくなったら目標がなくなり、離脱症状との我慢比べが始まるからです。



3ヶ月経ったら?半年経ったら?一年経ったら?

一年半経てば?2年経ったのだからと、

時々ぶり返す勝手知ったる症状に疑心暗鬼になりながら、

それでも

「これは再発ではない」

「2度と精神薬には近付かない」

そう思えるかどうか

何度も試すかのようにやって来る症状との『我慢比べ』を続けられるかどうか。



向精神薬を完全断薬して丸10年経ちましたが、未だに過緊張がやって来て、『怖いよー』に怯えることがあります。



職場復帰して数ヶ月後に、彼は記事を更新しなくなりました。



ネットで知り合った人とは連絡先の交換などしておらず、SNSへの投稿が全てです。



私と袖触れ合ってくれた減薬断薬仲間が、無事に生きて幸せでありますように。