先日9月9日は重陽の節供でしたね
昭和99年9月9日だったそうで
数字的にも陽のエネルギーを持つ一番大きな「9」が重なること
で願いが叶いやすい日とされています
忘れていたわけではないのですが 今年は月を見ながら菊酒を飲もう
食用菊がなかったら菊茶でもいいかなと あれこれ考えてはいたのですが
スーパーで食用菊を探すも、全く見当たらず・・・
店員さんに聞いてみたら 今年は猛暑のせいで 菊の花が解けてしまって
市場に出回る数が激減して高騰しているのだとか・・・
とても扱えませんと言われてしまいました
では菊茶と思ったときにはすでに遅く 9日までに間に合わない
・・・まあ 忘れていたんですよね
ということを和講座(日本の文化やしきたりなどをお話してくださる講座です)
でお話ししたところ 旧暦の9月9日はでもいいよ!と教えていただきました
今年の旧暦9月9日は10月11日だそうで 菊酒は難しいかもしれませんが
いただこうかと思っています
また秋といえばお月見
今年中秋の名月十五夜は9月17日(旧暦8月15日)だそうです
十五夜は芋名月ともいわれて里芋など芋をお供えして 秋の実りを感謝しながら
お月様を眺めるそうです
ところで十三夜のお月見があるのはご存じですか
こちらは十五夜の後になるので「後(のち)の月」と言われていて
今年は10月15日(旧暦9月13日)だそうです。
十五夜の芋名月に対して十三夜は栗名月 豆名月といわれるそうですよ🌰
こちらは日本で生まれた風習だそうです
満月より少し欠けた十三夜ですが 十五夜の次に美しいとされたことから
お月見するようになったそうです🌕
十五夜と十三夜と合わせて「二夜の月(ふたよのつき)」とされ
どちらか片方だけしか見ないことを「形見月」「方見月」と言われ・・・
ようは両方見ると縁起が良いとされています
さらに旧暦の10月10日の十日夜(とおかんや)(今年は11月10日)の
月と合わせて3日間お月見ができると とても縁起が良いそうです
虫の声を聞きながら 酒を酌み交わし 月を愛でる
日本の秋を楽しむ
素敵な秋の夜長を