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エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。


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5月16日 大阪 ザ・シンフォニーホール
日本センチュリー交響楽団定期演奏会
翌日から発熱のため、感想をすぐに打てず。

わたしの座席の後列には、次期主席指揮者になられる
飯盛さんがいらっしゃった。お若いわあ、とちょっと二度見した。
が、帰宅して調べるとわたしと同じ年齢だった。
いろいろおもふ。
来年からちょくちょく通おうかしら、とか。

モーツァルト 31番「パリ」
それはそれは、鮮やかな音符の開花、飛び散り。
綺麗な色の付箋のような音符が、森のかたちをつくって
そこに風がふーっと吹いて 付箋がぱーっと広がる。
またつぎ、違う旋律に誘われて
剥がれた付箋が川の流れをつくる、光の反射になる
ような音楽だった。爽やかな。

休憩をはさみ
メンデルスゾーン劇付随音楽「真夏の夜の夢」全曲
(台本:松本隆)

1992年録音の小澤征爾指揮 ナレーション吉永小百合
のCDとはえらい違いであった。

今回のナレーションは檀ふみさん。
吉永さんは美しい「読み語り」
檀ふみさんの語りは想像できる。予想もついていた。
しかし初夏を思わせる白いパンツ姿の檀さんの口からは
「語り」を越えた超えた「女優」そのものが発せられていた。
ヒイイイ。
冒頭のパックのひとことめ。その声はだれがやってるの?
と客席の多くがきょろきょろ舞台を見回してた記憶。
でもそこには檀さんだ。ほか 多々大勢の声の使い分け
演じわけ、どれだけ工夫されたのだろうか。すごかった。
生舞台だし。演奏者とのタイミング。

わたしの目には舞台の演奏者さんたちが見えてるのだが
もうそこは森だった。音が舞台装置であり、声が
その中の人々・妖精の輪郭を動かしている。
どう考えても、そこに発せられる日本語は流れるインクのペン。
絶妙なペンの細さであり、自由自在な手首を持つ言葉だ。

CDは全曲ではなかったようで
今回の全曲版で増えた部分
寝込んだときに蛍光ペンでチェックしてみた。

第2番 1場?後半/第4番 オーベロンとハーミアの間のパック。
第6番 この中に「ハッ」とする美しいフレーズがあり
     帰り道パンフレットでその活字を確かめると
     やはり聴いたとおりの美しい言葉で
     その言葉を聞けただけでも、舞い上がった。
     その原文を読んでみたい。どう書かれているのを
     松本さんがあの日本語のフォルムにぎゅっとされたのか。
     ちょっとあとで調べてみる。
第8番 後半 雲雀が朝を、ってシェークスピアすきだなあ
     とロミジュリを思う。
第10番劇中劇 ひええ。

第9番のあの有名な結婚行進曲を豪華オーケストラで
拝聴できることもめったにあるまい。
お隣のカップルは結構お話にのめりこんでいて
どんどん、アタマが前にせり出してきていた。
ああいう流れでの「結婚」の祝宴だ。

松本さんが連休を費やして綴った言葉
もちろん活字でみると美しく
毎回その並びに惚れる。
またそれが魂が美しいひとの声にのると
あざやかな情景が立ち上がる。
幸田さん林さんの歌声はすばらしく
合唱団の方々の声も、まあるい柔らかな耳障りで
気持ちよかった。
終演後、大きな拍手の中
客席の松本さんもステージに。
今回もまた直接拍手をすることができてうれしい。
隣のカップルの男は「うへー!ご本人!!」と
すんごい興奮していた。

そうよそうよ。
松本さんの作品が好きなひとは
とんでもないくらいたくさんいらっしゃる。
もっともっと直接拍手を松本さんは受けるべきだ。
そういう機会がもっとあっても良いはず。
拍手喝采を。

かえり
西梅田のスカイビルを下から見上げると
上空の光はUFOそのものだし
でも指先はなんとなく森の湿り気だし
不思議な夜だった。夢ではないのが不思議。

そして家で檀パックの真似をしようとしたが
まったく無謀な挑戦。

1992年録音版

メンデルスゾーン:夏の夜の夢/小澤征爾

¥1,800
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ザ・シンフォニーホール。
 

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