あまちゃん

ほんとおもしろかった。

朝ドラを見始めたのは
「だんだん」途中脱落
「ウェルかめ」途中から視聴
「ゲゲゲの女房」「てっぱん」「おひさま」
「カーネーション」「梅ちゃん先生」「純と愛」
は全部みた。
しかし全部録画しようと思ったのは「あまちゃん」のみ。

たしかに「カーネーション」の数週分と
オノマチさんの最終回は保存してるけれど。

今朝の最終回を前に、昨晩は
１週目から３週目まで「あまちゃん」をみた。
おもしろい。ながら見もできるし、真剣にもみてる。

海女やりたい　潜水しやりたい　アイドルやりたい
北三陸さ帰りたい
やりたいことがとっちらかっていつも途中でやめるけれど
アキちゃんは、ブレずにアキちゃんのまま。

春子さんは、ダサいもっさりしたスカート姿から
ブティック今野のおばちゃんファッション
そして、高級バッグを持つ女社長へ転身した。
わかりやすい変化。
最初は肌も荒れていたのに、後半からは
それも忘れてしまうほど美しく。
最初から美しいんだけど、疲れた主婦感が
すばらしく出ていた。すごい。

脚本のリズムのよい言葉＝反復したくなるゴロ
が　ちりばめられ、ミズタクの横顔は美しく
ほんとうに飽きないドラマだった。
初回をみたときテンションの高さに高揚したが
「これが後半まで持つわけない」
「いつまでおもしろいのが続くんだろうか」
と、斜に構えていた。
それは見事に裏切られた。
東京編で
”自己紹介に次ぐ自己紹介””奈落”で
ついていけないと思ったテレビのこちらは
そのまま、きっとアキの心情に寄り添ったつくり。

鈴鹿さんは女優の役割もあるが、３１１後の
その土地以外の人々の象徴としておいているのが
興味深かった。仕事していていいのかしら？や
歌詞に過剰に思慮深くなるところ。
こうしてこの「あまちゃん」の中で聴くそれらのセリフは
また別の意味を持ってこちらに伝わるようだ。

おかまいねぐ。
この言葉は何度もドラマに出てきて
そのときの各女優陣のチカラのいれかたが強い。
そういうのに、こちらも打たれる。

・・・の続き

エヴァ・オーリンも、ペ・ドゥナも、まとめて好き。

あまちゃん