感動したぁ!
5夜連続の“99年の愛~Japanese Americans”は
見応えのある重厚な内容のテレビドラマだった。
大御所、橋田壽賀子先生の脚本だけあって、
学ぶところもかなりあった。
無駄のない台詞。絶妙な間の取り方。橋田流の長台詞は
多いが、観る人に考えさせ、想像させるところもあって、
静かに泣かせるところは、さすがとしか言いようがない。
テレビドラマで、目頭が熱くなることはあっても、
涙が流れることは滅多にないが、何度も泣いてしまった。
豪華キャストに、長期の撮影期間。アメリカと日本のロケでは、
かなりの予算もかかっただろうけど、それだけのことはある
ドラマに仕上がっていた。
第二次世界大戦の映画やテレビドラマは、数多くあるが、
どれも日本側かアメリカ側からの一方的なものが多い。
でも、今回のドラマは両国にいる人の視点で捉えている。
アメリカ側がよく協力したなぁ、と驚いてしまった。
アメリカに移民した日本人が酷い差別を受け、戦時中には
強制収容所に入れられていたことは知っていたけど、
それほど酷い差別があったのか、と、ただただ驚くばかりだった。
色々な意味で、先人たちの想像を絶する苦労があったから、
今があるのだと、改めて思い知らされた。
そして、愛、親子の絆、兄弟や夫婦の絆の尊さを、物語は
テーマの一つにしている。そう思った。
本当に心に残る、感動するドラマでした。
今週も頑張りましょう
では、また