明日で半年だね。


まだだよ

まだ信じられない


普段は居なくなったことを考えないようにしてるんだよ

でもね、いつも同じ、

ふいに最期の日が脳裏に浮かぶ

ひとりぼっちに、これから先死ぬまで1人になったことを認識する

辛いとか、悲しいとか、とても言葉じゃ表せない感情


誰かと、

誰かじゃなくあなたの両親と、

同じだからねと、一緒に泣く事が出来たら。

あなたの両親には時間薬が恐ろしく効いているようだよ

私には日を追うごとに効かなくなっているのに

私がおかしいの?


明日、あなたの両親は来るのだろうか。

あなたの両親が来る事が最近は怖いんだよ

あなたを私の元から離れさせようとするのじゃないかと、被害妄想に取り憑かれている

自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせてはいる


私の元にまだまだ居てよ。

いてくれなきゃ歩けないんだからね

私、絶対にあなたと一緒に眠りたいからね。

だから、あなたの両親よりは先に逝けないと思っているけど、苦しくてね、

夢でいいから出てきてよ

お願いばかりだけど、しょうがないよ。

だって、あんなに二人で約束したのにこんなに早く私を1人にしたんだから、

一緒にいて私を立たせて下さい。